第97回カンヌ映画祭「カンヌ・クラシックス」のラインナップを発表
第97回カンヌ映画祭の公式選考に、「カンヌ・クラシックス」部門が加わった。5月14日に発表されたラインナップには、ギレルモ・デル・トロ監督の「パンズ・ラビリンス」や黒澤明監督の「姿三四郎」、ロジャー・コーマン監督の「マシンガン・ケリー」などの修復版作品が含まれている。
注目作品とドキュメンタリー
今回の「カンヌ・クラシックス」では、21本の長編映画、3本の短編、6本のドキュメンタリーに加え、2本の現代作品が上映される。修復版作品の中でも特に注目を集めるのが、以下のラインナップだ。
- デル・トロ監督「パンズ・ラビリンス」(2006年)
- ケン・ラッセル監督「デビルズ」(1971年)
- コーマン監督「マシンガン・ケリー」(1958年)
- 黒澤明監督「姿三四郎」(1943年)
- チェン・カイコー監督「さらば我が愛/覇王別姫」(1993年)
このほか、ブルース・ダーンの半生を描くドキュメンタリー「ダーンジー:ブルース・ダーンの驚異的な人生」(監督:マイク・メンデス)も上映される。
他部門の注目作
「カンヌ・クラシックス」以外の部門でも、注目作が発表されている。
- コンペティション部門:ペドロ・アルモドバル監督「アムルガ・ナビダ」、アスガル・ファルハディ監督「パラレル・テールズ」、ジェームズ・グレイ監督「ペーパー・タイガー」
- アン・シエルタン・レギュール部門:ジュディット・ゴドレー監督「ア・ガールズ・ストーリー」
- スペシャル・スクリーニングス部門:ディエゴ・ルナ監督「アッシュズ」、ロン・ハワード監督「エイヴドン」
審査員と特別献辞
今年のコンペティション部門の審査員長は、パク・チャヌク監督が務める。他の審査員には、デミ・ムーア、ステラン・スカルスガルド、クロエ・ジャオ、ルース・ネガ、イザーク・ド・バンコレが名を連ねる。
また、「カンヌ・クラシックス2024」は、美術監督のディーン・タヴラリスに捧げられる。
2026年のカンヌ・クラシックス発表
同時に、2026年のカンヌ・クラシックス部門のラインナップも発表された。以下はその一部だ。
現代作品
- ベルナール・トゥアン監督「黄金時代」(2026年)
- ジャン=ガブリエル・ペリオ監督「人生、マニフェスト」(2026年)
短編映画
- ダスティン・イェリン監督「グッドナイト・ランビー」(2026年)
- ジャ・ジャンクー監督「トリノ・シャドウ」(2026年)
- アミルホセイン・ショジャエイ監督「プレイグラウンド(ザミーネ・バジ)」(2025年)
ドキュメンタリー
- マーク・カウンズ監督「ドキュメンタリー映画の歴史(1970年代編)」(2026年)
- フランチェスコ・ジッペル監督「ヴィットリオ・デ・シーカ:人生を演出する」(2026年)
- マイケル・ドゥニソ監督「モンクレール:私のコリューシュ」(2026年)
修復版作品(抜粋)
- アンドレ・マルロー監督「シエラ・デ・テルエル(希望)」(1938年)
- ジェルジ・スコリモフスキ監督「ムーンライティング」(1982年)
- マリア・プリタ監督「イブ」(1953年)
- ヴィットリオ・デ・シーカ監督「二人の女」(1960年)
- ルキノ・ヴィスコンティ監督「無垢なる者」(1976年)
- イドリッサ・ウエドラオゴ監督「ティライ」(1990年)
- オーソン・ウェルズ監督「ザ・ストレンジャー」(1945年)
第97回カンヌ映画祭の詳細は、公式ウェブサイトで随時更新される。
出典:
The Wrap