クリストファー・ノーラン監督の新作「オデッセイ」が、7月17日の劇場公開に向けて動き出した。同監督は1月20日、米CBSの人気トーク番組「ザ・レイトショー・ウィズ・スティーヴン・コルベア」に出演し、最新トレイラーを初公開するとともに、作品の見どころについて語った。
「オデッセイ」は、ホメロスの叙事詩を基にしたアクション大作で、父と息子、神話と遺産のテーマが織り込まれている。同監督の前作「オッペンハイマー」(2023年)がアカデミー賞を受賞した後となる新たな挑戦だ。
豪華キャスト陣が明らかに
主演はマット・デイモンが「オデュッセウス」役、トム・ホランドがその息子「テーレマコス」役を務める。また、アン・ハサウェイがオデュッセウスの妻「ペネロペー」を演じる。その他、ロバート・パティンソン、ルピタ・ニョンゴ、 Zendaya、シャーリーズ・セロン、ジョン・バーンタル、ベニー・サフディ、ハメッシュ・パテル、ミア・ゴス、エリオット・ペイジ、ビル・アーウィン、ジェームズ・レマー、コリー・ホーキンス、サマンサ・モートン、ジョン・レグイザモといった豪華俳優陣が名を連ねる。
IMAXカメラを独占使用、撮影技術にも注目
「オデッセイ」は、ノーラン監督のこだわりであるIMAXカメラを全編で使用。特に、従来のIMAXカメラよりも静音で軽量な新型モデルを採用し、ポストプロダクション時のアフレコ作業の負担を軽減したとされる。IMAXカメラは騒音が大きいことで知られていたが、この改良により撮影環境が向上した。
撮影は2023年2月から8月にかけて行われ、モロッコ、ギリシャ、イタリア、アイスランド、スコットランド、そしてユニバーサルスタジオの水槽セットなど、世界各地でロケが敢行された。
ノーラン監督の常連スタッフが集結
本作でも、ノーラン監督の長年のパートナーが続投する。撮影監督のホイト・ヴァン・ホイトマ、VFXスーパーバイザーのアンドリュー・ジャクソン、編集のジェニファー・レーム、作曲のルートヴィヒ・ゴランソンが参加。監督・脚本・製作をノーラン監督が務め、エマ・トーマスが製作総指揮を担当した。
過去の「オデッセイ」映像化作品との比較
「オデッセイ」はこれまでにも数多くの映像化作品が制作されてきた。1954年にはカーク・ダグラス主演のイタリア映画「ユリシーズ」、1981年にはフランス・日本合作のSFアニメ「Ulysses 31」、1997年にはフランシス・フォード・コッポラが製作総指揮を務めたテレビミニシリーズ「Ulysses 31」などが知られている。
「父と息子、神話と遺産。これらのテーマが、ノーラン監督の新たな大作に込められたメッセージだ」
— 公式シノプシスより
「オデッセイ」は、7月17日に全米で劇場公開される。