米コムキャストは2024年の第1四半期(1~3月)決算を発表し、総売上高が前年同期比5.3%増の315億ドルに達した。調整後1株当たり利益は79セントで、アナリスト予想の73セントを上回った。
株式市場では発表直後、取引開始前の時間外取引で同社株が7%以上急騰した。
ピーコックの業績:売上高は過去最高も赤字は拡大
同社のストリーミングサービス「ピーコック」は、売上高が21億ドルに達し、初めて20億ドルを超えた。しかし、赤字は4億3200万ドルに拡大した。これは前年同期の3億8900万ドルから悪化したものだ。
ピーコックの有料加入者数は、前四半期から200万人増加し、総数は4600万人となった。
メディア部門全体は大幅な赤字転落
メディア部門全体では、売上高が前年同期比60.8%増の73億ドルに成長したものの、4億3600万ドルの赤字に転落した。これは前年の1億700万ドルの黒字から大きく悪化した結果だ。
コムキャスト本体の業績:売上高は好調も純利益は大幅減
コムキャスト本体の純利益は前年同期比35.6%減の22億ドル(1株当たり60セント)となった。調整後純利益は30.7%減の29億ドル(1株当たり79セント)で、アナリスト予想を上回った。
今回の決算は、コムキャストが保有していたケーブルネットワーク事業(USAネットワーク、CNBC、MSNBC、オキシジェン、E!、SYFY、ゴルフチャンネルなど)を1月に分社化した後の初の四半期決算となる。これらの事業は新たに設立されたヴェルサントに移管された。
出典:
The Wrap