トランプ大統領、記者団との集団取材を否定
ドナルド・トランプ米大統領は18日、FOXニュースの番組「ハニティー」に出演し、記者団との集団取材(ガグル)について「楽しんでいるわけではない」と明言した。ハニティー司会者のショーン・ハニティー氏が「大統領は記者団とのやり取りを楽しんでいるのでは?」と尋ねた際、トランプ氏は即座に否定した。
「彼らは常に攻撃的な質問をしてくる」
ハニティー氏が「大統領は記者を招き、長時間にわたって集団取材を行っているように見える」と述べたところ、トランプ氏は「楽しんでいるわけではない」と返答した。さらに「彼らは常に攻撃的な質問をしてくる。その理由は、私が強固な国境政策や強力な軍隊を持っているからだ」と述べた。
トランプ氏は「なぜそんなに敵意を持って質問するのか?なぜ憎しみを感じるのか?」とメディアへの不満を表明。その上で「私は記者団との集団取材に参加するのは、自分のメッセージを伝えるためだ」と語った。
ニューヨーク・タイムズなど主要メディアを批判
トランプ氏はFOXニュースを「素晴らしい」と評価する一方で、ニューヨーク・タイムズやCNN、MSNBCなどの報道機関を厳しく批判した。特にニューヨーク・タイムズについては「イラン情勢で我々が敗北しているかのような報道をしている」と指摘した。
また、CNNについては「壊滅状態」であり、MSNBCは「視聴率がない」と断じた。さらに「ニューヨーク・タイムズの発行部数は大幅に減少し、ワシントン・ポストはほぼ消滅寸前だ」と述べ、主要メディアの信頼性低下を主張した。
メディアへの攻撃的な発言が続く
トランプ氏は過去にもニューヨーク・タイムズ、ワシントン・ポスト、ウォールストリート・ジャーナルを「悪い記事ばかり」と批判しており、メディアの改革を訴えてきた。また、女性記者に対する侮辱的な発言でも知られ、これまでに「不快な」「ブタ」「ひどい」「醜い」「無能」などの言葉を用いてきた。
ホワイトハウスの報道官は昨年、トランプ大統領について「政治的に正しく発言することはなく、率直な発言が支持されている」と擁護した。
今回の発言は、トランプ大統領が伝統的メディアに対して繰り返してきた批判の最新例となった。