ドイツの大手映画会社コンスタンティン・フィルムは、ロサンゼルス拠点の米国子会社にてKacie Fagan氏を開発部長に昇進させたと発表した。同社の米国拠点を統括する共同社長のPamela L. Kunath氏とRobert Kulzer氏が明らかにした。
Fagan氏はこれまでクリエイティブ・エグゼクティブとして活躍しており、今後も同2名の直属となる。新たな役割では、脚本、書籍、その他知的財産の映画化・テレビ化に向けた素材の発掘、プロジェクトの評価、作家や監督、エージェント、マネージャーとの関係構築を担当する。
また、Fagan氏は同社の開発ラインアップの管理も引き続き担当。2025年に公開されたColleen Hoover原作の映画「Regretting You」の開発を主導し、同作は3,000万ドルの予算に対し世界興行収入9,000万ドルを記録するスリーパーヒットとなった。同作はコンスタンティン・フィルムが製作し、米国ではパラマウント・ピクチャーズが配給、主演はAllison WilliamsとMcKenna Graceが務めた。
「Kacieは当社の事業拡大に不可欠な存在であり、彼女の昇進は当社の成長を支える社内人材の育成という自然な一歩です。彼女は当社チームの基盤を支え、商業的成功を収めるプロジェクトの開発と製作を通じて、斬新で独創的な声をサポートしています」とKunath氏とKulzer氏は共同声明で述べた。
Fagan氏は2018年にコンスタンティン・フィルムに入社。それ以前はVice MediaでVicelandシリーズ「The Therapist」の制作チームに所属し、キャリアのスタートはTelepictures Productionsと495 Productionsでフィジカル・プロダクションを担当していた。
米国拠点の劇場公開強化と今後のラインアップ
今回の昇進は、コンスタンティン・フィルムの米国拠点が劇場公開の強化を進める中で発表された。同社は今年初め、Briarcliff Entertainmentと提携し、Sam RockwellとZazie Beetz主演の「Good Luck, Have Fun, Don’t Die」を公開した。
次回作はZach Cregger監督による「Resident Evil」のフランチャイズリブート版で、主演はAustin Abramsが務める。同作はコンスタンティン・フィルムが製作・共同出資し、米国と世界の多くの地域でSony Pictures Entertainmentが配給を担当。ドイツ語圏ではコンスタンティン・フィルムAGが展開を手掛ける予定だ。
現在開発中のプロジェクトには、Peter Segal監督によるベストセラー作家Cecelia Ahernの小説を原作とした supernatural romance「If You Could See Me Now」や、Josh Boone監督による supernatural thriller「Siamese Dream」(脚本はBoone氏とKnate Lee氏によるオリジナル)がある。