ロサンゼルス市長選挙に立候補中のスペンサー・プラット氏は5月23日、自身の政治的・私生活を追ったリアリティ番組の制作報道を否定した。番組は「Boardwalk Pictures」が手掛けるとされ、同社はNetflixのドキュメンタリーシリーズ「AKA Charlie Sheen」のプロデューサーとして知られる。
TMZとDeadlineが相次いで報じた番組制作の可能性について、プラット氏の代理人はTheWrapに対し「いかなる番組も制作中ではなく、契約も存在しない」と明確に否定した。さらに「選挙戦の撮影が行われているという報道も事実無根だ」と述べた。
「契約は一切交わされていない。そもそもそのような話は存在しない」と代理人は強調し、番組制作の根拠を完全に否定した。
TMZの報道によると、Boardwalk Picturesは番組の制作を計画しており、プラット一家への撮影開始を間近に控えているとされていた。その後のDeadlineの報道では「既に撮影が開始され、初期映像も撮得済み」との情報が伝えられたが、これらの主張はすべて否定されている。
Boardwalk Pictures側はTheWrapの取材に対し、コメントを拒否した。同社はこれまでにFXの「Welcome to Wrexham」やNetflixの「AKA Charlie Sheen」など、数々の注目作を手掛けてきた。
番組の内容としては、プラット氏が6月の予備選挙から11月の本選挙までの選挙戦を追う予定だったと報じられていた。Deadlineの関係者は「プラットと妻のハイディの魅力が番組の要となるだろう」とコメントしていた。
プラット氏は2000年代のリアリティ番組「The Hills」で悪役として知られ、現在は妻のハイディ・モントag(現在はモンタグ)と共に活動している。ハイディは最近、FOXのリアリティ番組「The Masked Singer」の最新シーズンに出演していた。
また、昨年のLA山火事で自宅を失ったプラット夫妻が、Huluと共に新たなリアリティ番組の企画を進めていたとの報道もあったが、こちらは未だ実現に至っていない。
プラット氏は今年初めにLA市長選挙への立候補を表明。現職のカレン・バス市長、LA市議会議員のニティア・ラマン氏、起業家のアダム・ミラー氏、牧師のレイ・ホアン氏らと争っている。
選挙戦ではAIを活用したバーチャル広告の展開や、焼失した自宅跡地に設置したトレーラーを「自宅」と主張するなど、話題を集めている。
LA市長選挙の予備選挙は6月2日(火)に実施され、上位2名が11月の本選挙に進む。選挙戦の行方に注目が集まる中、リアリティ番組の実在性に疑問が投げかけられている。