サーモス社の保温瓶やジャーの栓に致命的な設計不良が見つかり、同社は800万個以上の製品を回収すると発表した。栓が勢いよく飛び出すことで、消費者が失明するなどの重傷を負う危険性があるという。
同社によると、栓の設計に圧力逃がし機構がなく、長時間保存された飲食物により内圧が上昇。蓋を開けた際に栓が「ミサイルのように」飛び出し、消費者に衝撃や切り傷を負わせる可能性があると指摘している。これまでに27件の報告があり、そのうち3件では消費者が眼を直撃され、永久的な視力低下に至った。
回収対象製品と販売期間
回収対象は、2008年3月から2024年7月にかけて、ターゲットやウォルマート、Amazonなどで販売された以下の製品だ。
- 16oz ステンレスキングフードジャー
- 40oz スポーツマンフード飲料ボトル
- 24oz ステンレスキングフードジャー
消費者には直ちに使用を中止するよう警告が出されている。
背景と類似事例
この回収は、同社が以前から圧力逃がし機構付きの栓を採用していたにもかかわらず、長年にわたり見過ごされていた事実も明らかになった。また、スタンレーのタンブラーで内部に鉛が含まれていた問題も記憶に新しく、安全な保温容器の開発の難しさが浮き彫りとなっている。
「コーヒーを温かく保つ瓶が、なぜ命を脅かすのか?」
— 保温容器の安全性に関する議論が再燃
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出典:
Futurism