米Amazon Prime Videoで配信中の人気ドラマ「ザ・ボーイズ」シーズン5(ファイナルシーズン)が終盤に差し掛かる中、クリエイターのエリック・クリプキ氏がファンからの「詰め込み回」批判に対し、キャラクターの物語を丁寧に描く重要性を改めて強調した。

TV Guideのインタビュー(5月7日公開)でクリプキ氏は、最終回に向けた展開について「キャラクターを掘り下げられなければ、どんな出来事も意味をなさない」と語った。「率直に言って、多くのファンから不満の声が上がっています。でも、それを受けて私はこう思うんです。『一体、何を期待していたの?』と。毎回、大規模な戦闘シーンを求めているのでしょうか?」

シーズン5の放送が進むにつれ、一部のエピソードが「詰め込み回」と称され、ストーリー展開に対する批判が相次いでいる。しかしクリプキ氏は、そのような意見に対し「誰もがキャラクターの重要な詳細を描いていると信じていた」と反論。同作には14〜15人の主要キャラクターがおり、テレビドラマでは「キャラクターがすべて」であると強調した。

「我々は全員、このエピソードがキャラクターの掘り下げにつながる重要な回だと考えていました。決して『詰め込み回』などではありませんでした」とクリプキ氏は述べた。

また、脚本チームの仕事についても擁護し、「各エピソードで『 crazy, big things( crazy な出来事)』が起きていた」と主張。しかしその変化が「戦闘シーン」ではないため、視聴者には「何も起きていない」と受け取られている現状を指摘した。「誰かが撃って、『ぴゅー』って音を立てるだけがドラマじゃない。もしそうしたいのなら、違う番組を見ればいい」と語った。

さらにクリプキ氏は、Prime Videoの週ごとのリリース形式が批判の一因となっている可能性にも言及した。「週ごとのリリースは、視聴者が作品について議論し、考える時間を与えるという点で素晴らしいと私は思っています。しかし、一気見するのと比べると、1週間に1話ずつ見ることで、ペースが遅く感じられ、次のエピソードまで待たされるストレスが生じるのかもしれません。これは副作用の一つかもしれませんね」と語った。

「ザ・ボーイズ」シーズン5ファイナルシーズンの最終回は、2026年5月20日にPrime Videoで配信される

出典: The Wrap