ロサンゼルス発 — Netflixのライブエンターテイメントイベント「Netflix Is a Joke」でサプライズ出演したコメディアンのジョン・スチュワートは、同市の市長選に出馬する実業家のスペンサー・プラットを痛烈に批判した。
ハリウッド・ボウルで行われたイベントで、スチュワートはジョン・ムラニーの本公演に先立ち、観客に向けて「私たちが生きている世界は crazy だ。完全に fucked だよ」と発言。さらに「LAの人々は、たった1本の山火事と土砂崩れで、『ザ・ヒルズ』に出演していた表面的で自己中心的な整形依存症の人々に市長を任せるのか?」と皮肉った。
スチュワートはプラットの市長選出馬資格を疑問視しつつも、自身の発言に対する自問自答も交えた。観客の笑いを誘いながら「彼がLAについて何を知っているのか?整形手術依存の裕福な人々と一緒に番組に出演していた人間が、この街の何が分かるというのか?」と指摘した。
プラットは今週行われた市長選挙の討論会で、予想以上のパフォーマンスを見せ、42歳の共和党候補として、単なる話題性のある候補から本格的な選挙戦の有力候補へと急速に支持を拡大している。
討論会では、対立候補のニティヤ・ラマン議員がホームレス問題への対策の不備を指摘された際、プラットは「どれだけベッドを提供しても、彼らはスーパーメスやフェンタニル中毒なんだ。DEAの統計によると、90%は薬物依存の問題だ。ラマン議員の治療優先プランでは、ハーバー・フリーウェイの下で彼女と一緒に行っても、治療を受ける人など見つからないだろう。彼女は首筋を刺されることになるよ」と発言。会場を沸かせた。
パット・ブラウン公共政策研究所のエグゼクティブ・ディレクター、マイク・ボニンは「個人的にはプラットのパフォーマンスは素晴らしいと思った」と語る。「討論会の主催者は、リアリティ番組スターの悪役がどう振る舞うのか不安だっただろう。彼は話を遮ったりするのかもしれないと。だが実際には真剣で情熱的、時にはユーモアも交えて好印象だった」と述べた。
プラットはパリセード火災の記念日に市長選出馬を発表。観客に向けて「システムを暴露する。LA政治のあらゆる暗部に光を当て、街を浄化する」と語った。
またプラットは、パリセード火災への対応の不備や被害を巡り、ロサンゼルス市を相手取って20人以上と共に訴訟を起こした。訴状には「パリセード火災は、パシフィック・パリセード周辺の給水システムの計画と建設に起因する避けられない結果だった。システムは必然的に機能せず、この失敗が原告の被害を招いた主要因だ」と記されている。