トロント発(2026年5月5日) — トロント・メープルリーフスが新たなゼネラルマネージャー(GM)としてジョン・チャイカを起用したことで、スポーツ史上最悪の人事と評される可能性が高まっている。同チームは5月4日、チャイカの就任を発表したが、その反応は極めて厳しいものとなった。
同日の記者会見で、スポーツライターのスティーブ・シモンズ氏は、チーム幹部に対し「3〜4日で20人以上のNHL関係者に取材したが、チャイカの起用を支持したのは1人だけで、残りの19人は『ペテン師』『嘘つき』『セールスマン』と表現していた」と厳しく追及した。これに対し、チーム社長のキース・ペリー氏は「私は違う人々に話を聞いた」と返答したが、シモンズ氏から再度の追及を受けるなど、会見は極めて不穏な雰囲気に包まれた。
チャイカは2016年にアリゾナ・コヨーテズのGMに就任したが、当時26歳という若さでNHL史上最年少のGMとなった。しかし、その起用は「破壊的な人材」という側面が強く、実績に裏付けられたものではなかった。コヨーテズ時代には、フランチャイズの象徴的存在だったシェーン・ドゥアン選手のシーズン延長要請を拒否し、ファンの反感を買うなど、数々の失敗を重ねた。
メープルリーフスのファンや関係者からも、チャイカの起用に対する疑問の声が上がっている。同チームは過去に数度の大型補強を行ったが、プレーオフ敗退を繰り返しており、今回の人事がさらなる失敗につながるのではないかと懸念されている。
メープルリーフスの新体制に対する期待と不安が交錯する中、チャイカの実績と信頼性が改めて問われている。
出典:
SB Nation