米国時間9月9日、フォックス・コーポレーションのCEOであるラクラム・マードック氏は、同社がNFLの放映権を巡る新たな展開を発表した。かつてはYouTube向けとされていた5試合の放映権が、最終的にNetflixとフォックスに分割されることになったという。

フォックスは既存の日曜午後放映パッケージに加え、新たに2試合の全国放映権を獲得。そのうち1試合はドイツで開催され、同日に3試合連続放映(トリプルヘッダー)が実現する。この試合はライオンズがホームとなる予定で、開催日は11月15日の日曜日に決定した。もう1試合は12月第15週の土曜日に行われる。

今年初め、NFLはパートナー各社に対し、5試合の放映権を巡る入札を招請した。当初はYouTubeが有力視されていたが、最終的に同社は放映権を獲得できなかった。最終的に残った3社のうち、Netflixとフォックスが5試合を分け合うこととなった。Netflixは3試合(シーズン全体で5試合)を獲得し、フォックスは2試合の放映権を手にした。

放映権争奪戦の背景

NFLの放映権を巡る争奪戦は年々激化しており、ストリーミングサービスや伝統メディアがしのぎを削っている。今回の決定により、Netflixはストリーミングプラットフォームとしてのスポーツ放映にさらに注力することが明らかになり、フォックスは日曜午後の放映パッケージを強化することで視聴者の獲得を目指す。

今後の展望

フォックスが獲得した2試合のうち、ドイツ開催の試合は同国初のNFL公式戦となる可能性があり、同国におけるスポーツメディアの新たな展開として注目を集めそうだ。また、Netflixが獲得した試合を含む放映権は、同プラットフォームのスポーツコンテンツ拡充に向けた重要な一歩となる。