米国で公開された映画「プラダを着た悪魔2」で話題となった「AI風のアート」が、実際には人間のアーティストによって制作されたことが明らかになった。
同作は2006年のオリジナル作品の続編で、ミランダ・プリーストリ(演:メリル・ストリープ)が率いるファッション誌「ランウェイ」を舞台に、AIに対するメッセージが込められたアートが登場する。しかし、そのアートはAIによって生成されたものではなく、人間の手によるものだった。
アーティストが明かした真実
アーティストのアレクシス・フランクリンさんはInstagramで、自身の作品が映画に登場したことを明かした。フランクリンさんは、ミランダ・プリーストリがハンバーガーとフライを運ぶ様子を描いた作品を制作。そのキャプションには「デイビッド・フランケル監督からの依頼で制作した「プラダを着た悪魔2」のアートの1つです。映画にも登場します」と書かれていた。
「メリル・ストリープさんに失礼な気持ちは一切ありませんが、これは私が暇な時に描いていたような作品です。監督から依頼を受けた時は、ただただ楽しかったです」
フランクリンさんの投稿に対し、多くのフォロワーが反応。AIではなく人間による作品だったことに驚きの声が上がった。
- 「まさかAIじゃないなんて!映画のメッセージからAIを使ったのかと思っていました。人間が描いたなんて素晴らしい!」
- 「これがAI広告かと思って見てみたら、あなたの作品だったんですね。メリルさんの顔を広告に使ってAIも使うなんて…最高です!」
- 「先日映画を観ましたが、デザイナーの友人と一緒に大好きでした!人間が制作していたと知ってとても嬉しいです」
続編制作の裏側
「プラダを着た悪魔2」は、公開初週末に8050万ドル(約120億円)の興行収入を見込まれるなど、大きな注目を集めている。脚本家のアリーン・ブロッシュ・マッケンナさんは、続編制作が困難を極めた理由について、TheWrapの取材に答えた。
「オリジナル作品は、『テレビでやってるから見てみよう』という感覚で多くの人に支持されました。しかし、現在は視聴の仕方が意図的になってきており、同じようにヒットするのは難しいのかもしれません」
その一方で、同じチームで制作したことが成功の鍵となったと明かした。
「プラダを着た悪魔2」は、AI技術へのメッセージと人間の創造性の融合を象徴する作品として、注目を集めている。
出典:
The Wrap