マラソンを走ることで、人間の不屈の精神について多くを学ぶことができる。だが、26.2マイルに及ぶ痛みや葛藤を乗り越えたランナーたちがゴール地点にたどり着く瞬間を目撃することほど、感動的なものはない。米Axiosのビル・コール記者が、ボストンマラソンのフィニッシュラインで見た光景を伝える。
ボストンマラソンのゴール地点で感じたこと
今週、ボストンマラソンのゴール地点で、その感動的な瞬間を目の当たりにした。米国最古のマラソン大会であるこのレースには、3万人ものランナーが参加し、それぞれの「成功物語」が紡がれていた。
ゴール地点の近くでは、ランナーの足がもつれて倒れ込む場面もあったが、周りのランナーが手を差し伸べ、最後まで支え合う光景が見られた。これは、大都市のマラソンでしばしば見られる感動的なシーンの一つだ。
レースを支える人々の物語
レースアナウンスを担当したアリ・フェラーさんは、ステージ4の転移性乳がんと闘いながら、ゴール地点の足場から中堅ランナーたちに声援を送り続けた。また、裸足でレースに挑んだランナーは、レゴブロックの上を走ったり、フォークで足を刺すトレーニングを重ねたりして、過酷な準備を積んでいたという。さらに、テレン・コンカンさんは、チャリティーのために1万3000ドルを集めた。
マラソンが教えてくれること
コーチであり、アスリートであり、ライターでもあるマリオ・フライオリは、自身のブログでこう書いている。「人間に対する信頼を失いかけているなら、マラソンを見に行け」と。
マラソン人気が高まる理由
近年、マラソンを走る人が増えている背景には、このような人間の偉大さを目撃できる機会があるからかもしれない。