ニューヨークで開催されたメットガラの名誉共同議長にAmazon創業者のジェフ・ベゾスと妻のローレン・サンチェスが起用されたことに対し、マーク・ラファロ、タラジ・P・ヘンソン、ベルラ・ハディッドら著名人や政治家が非難の声を上げている。

ベゾスの起用発表直後から、オンライン上で「Amazon Prime Gala(アマゾンプライムガラ)」や「ベゾスボール」などと揶揄する声が相次いでいたが、批判は日に日に強まりを見せた。

スターたちの率直な批判

タラジ・P・ヘンソンは、メットガラに出席する意向を示すセレブリティを非難する動画に対し、自身のSNSで「一体全体、何をしようとしているの? WTF ARE WE DOING!?!?!?!」と投稿。強い不快感を表明した。

ベルラ・ハディッドとカラ・デレヴィーニュも同様の動画に「いいね」を押し、同イベントに出席するセレブリティをけん制した。動画では、レッドカーペットで「ICE OUT(ICEアウト)」ピンを着用していたセレブリティに焦点が当てられていた。

マーク・ラファロは、日曜夜にニューヨークの壁に投影された72歳のAmazon倉庫労働者メアリー・ヒルの動画を自身のSNSで共有。ヒルは動画内でベゾスを痛烈に批判し、「あなたの名前の後ろにあるゼロは、全ての倉庫労働者のおかげです」と発言した。

政治家からの反発も

政治家からも批判の声が上がっている。上院議員エリザベス・ウォーレンは「ジェフ・ベゾスがメットガラに1000万ドルをスポンサー費として提供できるのなら、公平な税金を支払う余裕もあるはず」とツイートした。

「ジェフ・ベゾスがメットガラに1000万ドルをスポンサー費として提供できるのなら、公平な税金を支払う余裕もあるはず」
— エリザベス・ウォーレン (@SenWarren) 2026年5月4日

ニューヨーク市長のゾーラン・マムダニもメットガラへの出席を拒否。前市長エリック・アダムスらは出席していたが、マムダニは「富の不均衡を象徴するイベントには参加しない」と明言した。

メットガラの今後

メットガラは依然としてスターが集う一大イベントだが、ベゾスのスポンサー参加を巡る議論は収束の兆しを見せていない。公式共同議長にはニコール・キッドマン、ビヨンセ、ビーナス・ウィリアムズ、アナ・ウィンターが名を連ね、ホスト委員にはゾーイ・クラヴィッツ、サブリナ・カーペンター、ドージャ・キャット、テヤナ・テイラー、レナ・ダナム、リサ、サム・スミス、アジャ・ウィルソンが参加する。

出典: The Wrap