映画監督のアダム・マッケイ氏(『ドント・ルック・アップ』『マネーショート』)が最近のポッドキャスト出演で、民主党と「裕福な白人リベラル層」を痛烈に批判した。同氏は、この層が「壊れたシステムから多くの利益を得ている」と主張し、気候変動や医療政策などで民主党のリーダーシップに失望を表明した。
マッケイ氏は10月22日放送の「Urgent Futures」ポッドキャストに出演し、民主党と白人リベラル層の有権者・寄付者に対する不満を語った。同氏は「私たちは高度なマーケティングにさらされているが、その中で最悪なのは白人リベラル層だ。彼らは最悪だ」と発言。さらに「彼らは特権意識にとらわれており、気候問題について話しても傲慢で、結局は特権に守られた立場から利益を得ている」と指摘した。
また、民主党のリーダー層が「操作的なマーケティングの達人」であり、医療の民営化などアメリカ国民に害を与える政策を推進してきたと批判。同氏は「白人裕福層はこの壊れたシステムから多くの利益を得ている」と述べた。
2024年11月の大統領選挙でドナルド・トランプ氏が勝利した後、マッケイ氏はX(旧Twitter)で民主党を正式に離党することを発表。民主党を「捨てる」意向を示し、緑の党や労働者党への加入を検討していると語った。
今回の「Urgent Futures」出演では、さらに民主党への失望を深める発言をした。同氏は「これだけ状況が悪化しているのに、『民主党を支持しなければならない』と言う人々を見ると信じられない」と発言。さらに「トランプ氏が群衆に『議事堂に行け』と発言したにもかかわらず、民主党が彼を有罪にしなかったこと」や「ヒラリー・クリントン氏がトランプ氏の選挙資金を支援していたこと」を例に挙げた。
民主党離党を発表した当日、マッケイ氏はXで、民主党幹部の責任についても厳しく非難した。同氏は「ジョー・バイデン氏の認知能力について2年間嘘をつき、新たな候補者を擁立するための公開大会を開催せず、公的医療保険を提案せず、フラッキングを推進し、1年にわたってガザの子供たちを虐殺したチェイニー一家を支持してきた民主党が、なぜ勝てる戦略だと思っていたのか?」と投稿した。
2025年8月には、マッケイ氏が他の2,300人以上の全米脚本家組合(WGA)メンバーと共に、トランプ政権の「前例のない権威主義的な言論弾圧」を非難する公開書簡に署名した。