NFLのランニングバック、イズィア・パチェコ(25歳)は、その攻撃的な走りで知られている。地面に向かって怒っているかのようなその走り方は、リーグ内でも「隠れたヤードを稼ぐ」と評価されるほどだ。
2024年シーズン終了後、チーフスとの契約が満了したパチェコは、2025年3月にデトロイト・ライオンズと1年契約を結んだ。カンザスシティではスーパーボウル連覇(2022年、2023年)に貢献した実績を持ち、主力RBとして活躍してきたが、ライオンズではジャーミア・ギブスの控えという位置づけとなる。なお、前年までライオンズのエースRBだったデイビッド・モンゴメリーは、今季開幕前にヒューストン・テキサンズへトレードされた。
ライオンズはラン重視の攻撃を展開しており、パチェコはその攻撃の要として期待されている。
ホームズGMが語るパチェコの魅力
ライオンズのブラッド・ホームズGMは、この獲得について「私とダン・キャンベルHCは、ラン攻撃を成功させるには2人の優秀なRBが必要だと常に考えていました」と語る。
「パチェコを獲得できて、私たちとダンは常に彼のファンでした。彼のメンタリティと走り方が素晴らしいんです。リーグでヤードを稼ぐのは簡単ではありません。しかし、正しいメンタリティを持っていれば、隠れたヤードを稼ぐことができる。それだけの意欲があれば、です」
「彼はジャーミアにとって本当に良い相棒になるでしょう。リーグ入り当初から彼の走り方が好きで、今後もその期待に応えてくれるはずです」
パチェコは過去2年間で怪我に悩まされ、2024年と2025年シーズンを合わせてわずか20試合に出場した。2025年シーズンは462ヤードを走り1TD、19回のキャッチで101ヤードを記録した。しかし、2023年シーズンはキャリアハイとなる935ヤードを走り7TD、44回のキャッチで224ヤード、2TDを記録した実績を持つ。
ライオンズの新たな攻撃の柱へ
ホームズGMはパチェコの獲得に関し、「彼の走り方は本気そのもの。リーグでヤードを稼ぐのは難しいですが、その意欲があれば隠れたヤードを稼ぐことができる」と強調。ライオンズの攻撃陣に新たな活力をもたらす存在として期待されている。