「ヴァンパイア・レスタト」シーズン3がいよいよ6月7日にAMCとAMC+で放送開始される。アン・ライスの「ヴァンパイア・クロニクルズ」シリーズ第2作にちなんで改題された本作は、ロックスターとしてのレスタトの物語を描く。
これまでのシーズンがルイの内省的な視点に焦点を当てていたのに対し、レスタトのシーズンは鮮やかな色彩とスタイリッシュなグラフィック、そして圧倒的なサウンドトラックで構成されている。主演のサム・リードは、まるでデイヴィッド・ボウイのような存在感でレスタトを演じ、ビリー・アイドルの「ダンシング・ウィズ・マイセルフ」をカバーするシーンも話題となっている。
レスタトのロックスターとしての魅力
新予告編では、レスタトのロックスターとしての側面が強調されている。フラッシュするライト、目を引く衣装、熱狂的なファンの声援が、レスタトのトラウマや過去の傷を覆い隠すかのように演出されている。しかし、このシーズンは決して甘いものではない。レスタトの生涯を描く原作小説では、彼の人間時代から吸血鬼への転身、そして幾多の登場人物との関係が詳細に描かれている。
新予告編には、これまでに公開された映像のほとんどが含まれており、レスタトのロックスターとしての活躍に焦点が当てられている。しかし、わずかな新たなシーンも見られ、18世紀フランスで人間だったレスタトの姿や、魔術師マグナスに誘拐され吸血鬼となる場面、さらには「クイーン・オブ・ザ・ダムド」に登場したベイビー・ジェンクスの現代版も確認できる。
母ガブリエルとの複雑な関係
原作では、ガブリエルはレスタトの母でありながら、彼に対して特別な愛情を抱いている。彼女はレスタトをパリへ逃がし、後に彼に吸血鬼に転身させる。原作では彼女との関係がやや近親相姦的な要素を含むことで知られているが、テレビシリーズでは吸血鬼が性行為を行うことが明確に描かれるため、この関係がさらに深化する可能性もある。新予告編では、二人がキスを交わすシーンが映し出されており、原作に忠実ながらも、テレビシリーズ独自の解釈が加わっている。
「ヴァンパイア・レスタト」シーズン3は、6月7日にAMCとAMC+で放送開始される。レスタトのロックスターとしての魅力と、彼の複雑な過去がどのように描かれるのか、今から楽しみだ。