映画史を振り返ると、物議を醸す内容や法的問題、観客の反発、興行的失敗などを理由に、公開直後またはごく短期間で上映中止となった作品は数多い。中には、撤回によって逆に注目を浴びたケースも存在する。以下に、劇場公開直後に上映中止に追い込まれた15本の映画を紹介する。
物議を醸した暴力描写で即時撤回された作品
- カニバリ・ホロコースト(1980年)
極めて残虐な内容が原因で、公開直後から複数国で上映禁止または即時撤回となった。 - グロテスク(2009年)
過激な暴力描写により、複数地域で即時上映禁止となり、劇場公開がほぼ不可能となった。 - ピンク・フラミンゴ(1972年)
衝撃的な内容が原因で、多くの劇場で即時上映中止または禁止処分となった。 - スナッフ(1976年)
製作に関する抗議や物議を醸すマーケティングにより、多くの地域で公開直後に上映中止となった。
倫理的・法的問題で公開中止に追い込まれた作品
- ソング・オブ・ザ・サウス(1946年)
人種差別的な内容が批判され、公開直後から多くの市場で上映中止となった。 - ザ・デイ・ザ・クロウン・クライド(1972年)
法的・倫理的問題により劇場公開が実現せず、未公開のまま「失われた映画」として知られるようになった。 - ザ・インタビュー(2014年)
北朝鮮からの脅迫やセキュリティ上の懸念により、大規模な劇場公開が中止され、後に限定公開やデジタル配信に移行した。
観客の反発や社会的圧力で上映中止に
- フリークス(1932年)
当時としては衝撃的な内容が観客に受け入れられず、多くの劇場で公開直後に上映中止となった。 - 時計じかけのオレンジ(1971年)
イギリス国内で観客の反発や実在への悪影響が懸念され、配給が中止された。 - キャリギュラ(1979年)
過激な性的描写が原因で、多くの地域で上映が制限され、即時撤回された。
興行的失敗や外的要因で短期間で打ち切りに
- デス・ウィッシュ(1974年)
暴力描写が物議を醸し、一部地域で公開直後に上映中止または規制された。 - ザ・バース・オブ・ア・ネイション(1915年)
人種差別的な内容が批判され、公開後すぐに複数地域で上映禁止となった。 - ザ・コンクエラー(1956年)
公開後の健康問題や評判の悪化により、一部市場で急速に上映中止となった。 - ザ・ニュー・ミュータント(2020年)
長年の延期を経て劇場公開されたが、外的要因と不評により上映期間が極めて短くなった。 - ジャック・ビルド・ザ・ハウス(2018年)
観客の退席や抗議、配給上の問題により、複数国で上映が縮小または即時調整された。
まとめ
これらの作品は、いずれも公開直後またはごく短期間で上映中止に追い込まれた。物議を醸す内容や社会的圧力、興行的失敗など、その理由はさまざまだ。その一方で、撤回によって逆に注目を集め、カルト的な人気を獲得した作品も少なくない。
出典:
Den of Geek