ニューヨーク市上空を電動エアタクシーが飛行した。米ジョビー・アビエーション社が4月28日に実施したデモフライトで、乗客は乗せなかったが、将来の都市型空モビリティの実現に向けた大きな前進となった。
同社の電動航空機は、JFK空港を離陸後、ブルックリン沿岸を西に向かい、マンハッタンへと進路を北に変えた。機体は卵型のキャビンに6基のチルトローター式プロペラを搭載した電動機で、離陸からわずか14分で西30丁目のヘリポートに着陸した。
このフライトは、ニューヨーク市の交通手段の未来を示す象徴的な出来事となった。ニューヨーク市長や連邦航空局(FAA)の関係者らが出席し、空の交通システムの新たな可能性について言及した。
ジョビー・アビエーションは、電動垂直離着陸機(eVTOL)の開発で先駆的な存在であり、2025年の商用運航開始を目指している。同社の技術は、騒音や排出ガスの削減だけでなく、渋滞解消にも貢献すると期待されている。
今回のデモフライトは、規制当局や市民に対して、電動エアタクシーの安全性と実用性をアピールする重要な機会となった。今後、さらなるテストフライトや認証プロセスを経て、実用化に向けた動きが加速する見込みだ。
出典:
The Verge