米首都ワシントンで開催されたホワイトハウス記者会 dinner の会場で発砲事件が発生し、コール・アレン容疑者(24)が逮捕された。アレン容疑者は、2018年にSteamでゲーム「Bohrdom」をリリースしたゲーム開発者であったことが判明。この事実を受け、ネットユーザーが同作品を購入し、皮肉や風刺を込めたレビューを大量に投稿する「レビュー爆撃」が相次いでいる。

ゲームメディア「Polygon」によると、アレン容疑者は自身を「ゲーム開発者兼エンジニア」と称しており、Steamの作品説明文には「スキルベースの非暴力型非対称バトルゲームで、化学モデルをモチーフにしている」と記載されている。しかし、その具体的な内容は不明確だという。同作品は2Dのシンプルなゲームで、2018年に約2ドルでリリースされた。

アレン容疑者のSteam開発者ページによると、同作品が唯一の個人名義のリリース作であり、過去に他名義でSteamに公開された作品への関与は不明とされている。

アレン容疑者のゲーム「Bohrdom」のスクリーンショット

Polygonによると、アレン容疑者は現在も「First Law」という別のゲームを開発中だが、現時点ではその存在を確認できていないという。

ネットユーザーが「レビュー爆撃」を実行

インターネット上では、アレン容疑者のゲームを購入し、皮肉や風刺を含むレビューを投稿する動きが広がっている。多くのユーザーが「ホワイトハウスでの事件は、ゲームの宣伝としては最も奇妙な方法」と揶揄している。実際、レビューの多くはネガティブな内容だが、全体の半数以上は肯定的な評価も存在する。しかし、最近のレビューの多くは明らかにジョークや風刺の要素が強いものとなっている。

「このゲームは完全に失敗作だ。バトルゲームとしても、シューティングゲームとしても全く機能していない」
(あるレビューより引用)

事件当時、アレン容疑者はショットガン、ハンドガン、複数のナイフを所持していたと報じられており、防弾チョッキを着用していたシークレットサービス職員に発砲した。幸いにも死者は出なかったが、アレン容疑者はまだ正式に起訴されていない。CNNによると、アレン容疑者は「政府高官を狙っていた」と供述しているという。当時、ドナルド・トランプ前大統領も式典に出席していた。