公道で暴走する配達ロボットたち
自動配達ロボットの実用化が進む中、その実態は想像以上に過酷なものとなっている。米国のTikTokアカウント@BoopMePlzが公開した動画集では、配達ロボットが引き起こす珍しい失敗シーンが次々と紹介されている。
衝突事故や転倒事故が続出
動画には、列車に轢かれるCoco Roboticsのロボットや、テネシー州で行進中のバンド隊列を突破しようとして転倒するStarship Technologiesの6輪ロボットなど、衝撃的な映像が含まれる。
ロサンゼルスとみられる場所では、車が曲がり角でCoco Roboticsの配達ロボットと衝突。運転手が停止を拒否したため、ロボットは車に引きずられながら移動を余儀なくされた。また、コンクリートの階段を転げ落ちるCoco Roboticsのロボットも話題を呼んでいる。
さらに、Serve Roboticsのロボットがパンクしたタイヤを引きずりながら「壊れたウォーリー」のような姿で移動するシーンも公開され、注目を集めている。
都市の安全性を脅かす存在に
これらの映像は単なる笑い話にとどまらない。配達ロボットは歩道の交通を妨害し、バス停を破壊するだけでなく、公道上で重大な危険を引き起こしている。しかも、そのインフラは公共の負担で整備されているにもかかわらず、利益を追求する一部企業が恩恵を受けているのが実情だ。
「配達ロボットは、公共のスペースをデータと収益の源泉に変えている」
— 都市計画専門家のコメント
配達ロボットをめぐる問題点
自動運転車やAI監視システムほどの反発はないものの、配達ロボットも同様の論理で運用されている。都市の公共空間を私的利益のために活用することで、市民生活に新たなリスクをもたらしているのだ。
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※当記事はFuturismの記事を翻訳・編集したものです。