オープンAICEOが衝撃の証言

オープンAIのCEOサム・アルトマンは2日、シリコンバレーを揺るがす裁判「マスク対アルトマン」の証人として出廷した。この裁判は、世界一の富豪であるイーロン・マスクがオープンAIの非営利団体から営利企業への転換を巡り、アルトマンを提訴したものだ。

ミーム鑑賞が会議を中断

アルトマンは、テスラの買収やオープンAIとの統合を検討していた重要な会議中に、マスクが携帯電話でミームを共有し、議論を中断させたと証言した。「長時間にわたり、マスクが携帯でミームを見せていました」とアルトマンは述べ、法廷で発言を繰り返すよう求められた際には、「ミームを携帯で見せていました」と大声で強調した。

マスクのミームへの執着

このエピソードは、マスクのインターネットへの没頭ぶりを象徴している。50代で10人以上の子供を持つ父親でありながら、X(旧Twitter)上で若者向けのミームに反応する姿が話題となった。また、2023年には「ミームは最も情報密度の高いコミュニケーション手段」と主張していた。

さらに、2022年にマスクがX上で公開した自身のナイトテーブルの写真には、ビデオゲームの銃のレプリカやジョージ・ワシントンの肖像が描かれたフリントロック式銃、お守り、カフェインフリーのダイエットコークの缶などが並んでいた。テック業界の歴史を左右しかねない会議を、ミーム鑑賞で中断させる男のライフスタイルがここに表れている。

裁判の行方と波紋

この裁判は、オープンAIの非営利団体から営利企業への転換を巡るマスクの主張が中心となっている。アルトマンの証言は、マスクの行動がいかに非合理的かを浮き彫りにした。専門家らは、この裁判がテック業界のガバナンスや倫理に関する議論を加速させる可能性があると指摘している。

シリコンバレーのリアリティショー

「HBOの『シリコンバレー』は、実はドキュメンタリーだったのではないか」
— 今回の裁判を受けてのネット上の反応

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出典: Futurism