電動スクーターシェアリング大手のLime(ライム)は2024年5月、米国証券取引委員会(SEC)にIPO(新規株式公開)を申請したと発表した。

同社は現在、世界230以上の都市で電動スクーターや自転車のシェアリングサービスを展開しており、利用者数は急速に拡大している。しかし、依然として黒字化には至っていない状況だ。

成長を続けるシェアリング市場

Limeは2018年のサービス開始以来、世界各地でシェアリングサービスを展開。都市部の交通手段の一つとして定着しつつある。同社によると、2023年には全世界で1億回以上の乗車が記録されたという。

黒字化への課題

一方で、同社は依然として赤字が続いている。主な要因として、車両のメンテナンスや運用コストの高さ、競合他社との価格競争などが挙げられる。IPOにより調達した資金を、サービス拡大や技術革新に充てる計画だ。

「IPOは当社にとって重要なマイルストーンです。持続可能な成長を実現するための資金を確保し、より多くの都市でサービスを提供できるようになります」
(Lime CEO ジョン・キーファー氏)

今後の展望

LimeはIPOにより、新たな資金調達を進める一方で、電動スクーターの安全性向上や環境負荷の低減にも取り組む方針。また、米国や欧州を中心に、アジア市場への進出も加速させる見込みだ。

出典: Engadget