1985年4月23日、アメリカ合衆国最高裁判所は、知的障害者向けの住宅施設「クレバーン・リビングセンター」の建設を巡る差別的規制の合憲性をめぐる訴訟「クレバーン・リビングセンター対クレバーン市」の審議を行った。

この事件は、テキサス州クレバーン市が同施設の建設を許可する条例を制定していたにもかかわらず、知的障害者向けの住宅施設に対する差別的な規制を理由に建設を拒否したことから発生した。同市は、施設の立地が「安全上の懸念」を理由に許可を取り消したのだ。

原告であるクレバーン・リビングセンターは、この処置がアメリカ合衆国憲法修正第14条の「平等保護条項」に違反すると主張し、連邦裁判所に提訴した。最高裁は最終的に、差別的な規制が憲法に違反するか否かを判断するための審議を行った。

この裁判は、障害者の権利と差別的な規制の合憲性に関する重要な判例として、その後のアメリカの障害者福祉政策に大きな影響を与えた。

出典: Reason