欧州で発表された2027年モデル、目立たないが重要な改良
マツダは2027年モデルのマツダ3を発表し、欧州市場で提供を開始した。今回の改良は外観や内装の大幅な変更ではなく、安全機能や快適性の向上に焦点を当てた小規模なアップデートとなっている。
新たなマトリクスLEDヘッドライトを採用
最も注目すべき変更点は、マトリクスLEDヘッドライトの導入だ。このヘッドライトは歩行者マーカー機能を備えており、渋滞時には光量を抑えて周囲へのグレアを軽減する。これにより、夜間走行時の安全性が向上する。
i-Activsense安全システムの強化
安全技術「i-Activsense」もアップデートされた。アダプティブクルーズコントロールと交通標識認識システムが連携し、検知した速度制限に自動で調整できるようになった。さらに、緊急ブレーキアシストと車線変更アシストにオートバイ検知機能が追加され、二輪車への配慮も強化されている。
内装の小変更と新グレード「ホムラ プラス」
内装面では、欧州仕様の各グレードにガンメタル調のアクセントが追加された。センターコンソール周りには引き続きピアノブラックのプラスチックが使用されている。また、ドイツ市場向けに新グレード「ホムラ プラス」が導入され、以下の装備を備える。
- 360度カメラ
- 後方横断警報付き駐車アシスト
- 加熱機能付きブラックレザーシート
- 12スピーカーBoseサラウンドサウンドシステム
パワートレインに変更なし、マイルドハイブリッド搭載車も継続
エンジン構成に変更はない。欧州仕様のマツダ3は、以下の2種類のエンジンから選択可能だ。
- 2.5L自然吸気直列4気筒エンジン(140馬力、238Nm)
6速マニュアルまたは6速オートマチックトランスミッションと組み合わせ - e-Skyactiv X 186マイルドハイブリッドエンジン(186馬力、240Nm)
前輪駆動または四輪駆動に対応
今後の展開について
今回のアップデートは欧州市場で先行して実施されるが、マツダは他の市場でも順次導入する予定だ。現行モデルと比較して目立った変化は少ないものの、安全性と快適性の向上が図られている。
「今回の改良は、外観や内装の大幅な変更ではなく、安全技術と快適性の向上に重点を置いたものです。特に、マトリクスLEDヘッドライトとi-Activsenseの統合により、夜間や渋滞時の運転がより安全で快適になります」
— マツダ欧州担当広報