フォルクスワーゲンは2027年のラインナップに関する詳細を発表した。その中でも注目されるのが、新型「アトラス・クロススポーツ」と「ID.ブズ」のキャンピング仕様だ。
新型アトラス・クロススポーツ、2027年後半に登場
フォルクスワーゲンは、2027年後半に発売される新型「アトラス・クロススポーツ」を発表した。同モデルは、7人乗りのアトラスよりも価格を抑えたラインナップとなる見込みで、基本的なデザインはアトラスを踏襲する。
搭載されるエンジンは、2.0リットル直列4気筒ターボエンジン(282馬力、258 lb-ftトルク)で、8速ATと組み合わせられ、FFまたは4WDが選択可能。インテリアには、10.25インチのデジタルインストルメントクラスターと、12.9インチまたは15インチのインフォテインメントシステムが採用される。
上位グレードでは、本革シート(Nappaレザー)、本木目トリム、14スピーカーのHarman Kardonサウンドシステムなど、上質な仕様が予定されている。
ID.ブズ、キャンピング仕様で復活
フォルクスワーゲンは、2026年に発売が見送られた「ID.ブズ」を2027年に再投入する。新たに「Pro S 4Motion」と「Tourer 4Motion」の2つのグレードが設定され、特に後者はキャンピングに特化したモデルとなる。
キャンピング仕様の特徴は、折りたたみ式マットレスやプライバシーを確保するための遮光カーテン、前席窓の換気パネル、屋外用テーブルとイス、2列目シートのキャプテンシート、電動式スマートルーフ、引き出し式トレーラーヒッチ、20インチダークグラファイトホイール(ブラックディスク付き)など。さらに、車両を長時間使用できる「Overnight Mode」機能も搭載される。
このほか、新しいアンドロイドベースのインフォテインメントシステムや、ワンペダルドライブモード、NACS充電アダプター、カラーパレットの刷新(ツートーンはキャンディーホワイト×チェリーレッドのみ)などが採用される。
タオス、ティグアン、ジェッタも仕様変更
2027年モデルでは、他の車種にも仕様変更が加えられる。
タオス
新たに「Sport」グレードが追加され、エントリーグレードの「S」との間に位置付けられる。外観はブラックとガンメタリックのアクセント、18インチブラックホイールが特徴。内装にはプライバシーガラス、エンボス加工ブラッククロスシート、黄色のコントラストステッチが採用される。ベースグレードの「S」にはスピーカーが2基追加され、計6基に。このほか、キーレスアクセス、強化された後部シートベルトリマインダー、衛星ラジオと音声制御機能を備えたアップグレード版インフォテインメントシステムも搭載される。
ティグアン
ティグアンは2027年にも小規模な改良が加えられる。リアビューカメラの画質が向上し、全グレードに「Auto Hold」機能が標準装備される。また、SE R-Line Blackグレードには、加熱式ステアリングホイールが標準装備となる。
ジェッタ
ジェッタの2027年モデルに関する詳細はまだ明らかにされていないが、今後の発表が期待される。
まとめ
フォルクスワーゲンは2027年のラインナップで、アトラス・クロススポーツの発売とID.ブズのキャンピング仕様復活を発表した。このほか、タオスやティグアンにも仕様変更が加えられ、同社のラインナップの充実が図られる。新型車の発売時期や価格など、今後の詳細情報に注目が集まる。