モンテカルロで見られたジャガーの新型EVプロトタイプ

ジャガーは、1000馬力を超える電気自動車「Type 01」のプロトタイプを公道でテスト中だ。同社は、このEVをベントレーやロールス・ロイスの顧客層にアピールすることを目指している。

今週末開催の「フォーミュラE モナコE-Prix」に先駆け、ジャガーは新型Type 01のプロトタイプをモナコ公国に持ち込み、世界デビューに先立つ公開テストを行った。モナコは富裕層が多く住む地域であり、目を引くプロトタイプを送り込むのに最適な場所といえる。

Type 01の主な特徴

  • デザイン: 伝統的なフロントグリルを排し、スリムなデイタイムランニングライトとLEDヘッドライトを採用。ロングフードで、広いフロントトランク(フロント)を確保。
  • ドアハンドル: ポップアウト式を採用し、シックな外観を演出。
  • リアウィンドウ: 非表示で、小さなトランク開口部を設置。
  • インテリア: 厚みのある横スポークステアリングホイールに多機能ボタンを搭載。大型のラップアラウンドインフォメーションディスプレイとデジタルインストルメントクラスターを採用。

驚異のパフォーマンス

Type 01は120kWhのバッテリーパックを搭載し、3基の電気モーターで合計1000馬力以上、959lb-ft(1300Nm)のトルクを発生する。これにより、ベントレーやロールス・ロイスといった高級車市場に挑戦する。

ジャガーの電気自動車戦略と課題

ジャガーの新型EV開発は、2024年のマーケティングキャンペーンやリブランドに対する批判もあり、議論を呼んでいる。しかし、マーケティングを差し置けば、このEVは特定のニッチ市場で存在感を示す可能性を秘めている。

プロトタイプは赤、白、ベージュの3色でカモフラージュされており、ルーフには「Type 01」の正式名称が記されている。この皮膚のようなラッピングはデザインの詳細を隠しているが、その存在感は圧倒的だ。

「Type 01は、ベントレーやロールス・ロイスの顧客をターゲットにした、ジャガーの新たな挑戦だ」

今後の展望

Type 01は9月に世界デビューを迎える予定で、その後の市場投入が注目される。ジャガーは、このEVを通じて高級車市場でのシェア拡大を目指す。

出典: CarScoops