日産、2027年型フロンティアに新「Sport Edition」を投入
2022年に発売された3代目日産フロンティアは、中型トラック市場で高い人気を誇ってきた。発売から2年が経過し、日産は2027年モデルでフロンティアのラインアップを刷新する。その中核となるのが、新たに設定される「Sport Edition」だ。
走破性とスタイルを両立する新グレード
現在のフロンティアのグレードは、エントリーモデルのS、ミッドレンジのSV、そして最上位のPRO-4X(2WDはPRO-X)で構成されている。PRO-4X/PRO-Xには、ビルシュタインショックや電子式デフロックなどの本格的なオフロード装備が標準装備されている。
新たに登場するSport Editionは、SVグレードをベースに、選択されたオフロード機能を追加することで、より手軽にアウトドアや悪路走行を楽しみたいユーザーに向けたモデルとなる。外観面では、上級グレードのデザインを踏襲し、ブラックのフロントフェイス、グリル、ミラーを採用。荷台側面には「Sport」の黄色いバッジが輝き、室内にも黄色のアクセントステッチやスピーカー周り、センターコンソールのグレップハンドルなどで黄色のテーマが展開される。
専用装備で走破性を高める
Sport Editionは、17インチブラックホイールに265/70R17のハンコック・ダイナプロATタイヤを履き、アルミ製スカッフプレートを装備。フロントにはLEDフォグランプも標準装備される。パワーユニットは、現行モデルと同じ310馬力の3.8L V6エンジンを搭載し、価格は今夏に発表される予定だ。
その他の2027年モデル向けアップデート
- All-Terrain Tireパッケージ:SVグレード向けに、専用のオールテレインタイヤを装備するパッケージを用意。Sport Editionとは別ラインナップとなる。
- ムーンルーフパッケージ:PRO-XおよびPRO-4Xグレードに、コンビニエンスパッケージを選択した場合に追加されるオプション。スプレー式ベッドライナーや荷台固定システム「Utili-track」、ヒーテッドミラー、クラスIVトウバーなどをセットで提供する。
- Qi2対応ワイヤレスチャージャー:コンビニエンスパッケージを装備した全グレードに、高速充電に対応したQi2対応ワイヤレスチャージャーが標準装備される。
- 新カラーオプション「Alpine Metallic」:2025年からアーマーダにも採用されているグレーがかったグリーンの新色が、フロンティアにも加わる。
フロンティアの歴史と進化
日産のフロンティアは、1998年にD21ハードボディの後継としてデビュー。2005年から2021年まで続いた2代目D40モデルを経て、現在の3代目D41モデルが2022年に登場した。D41は北米市場専用のプラットフォームを採用し、キングキャブとクルーキャブ、2WDと4WD、5フィートと6フィートの荷台長をラインアップする。
日産は、2027年モデルのフロンティアを通じて、走破性とスタイルの両立を目指す。Sport Editionの投入により、より幅広いユーザーにフロンティアの魅力を伝えるとしている。