DJI、新たな予算層向けドローン「Litoシリーズ」を発表
DJIは、人気を博したNeoシリーズに続く新たな予算層向けドローンとして、Lito 1とLito X1を発表した。いずれも249g未満で400ドル以下という価格帯ながら、LiDARセンサーや360度障害物回避機能を搭載。従来のMiniシリーズに代わるモデルとして位置付けられ、屋外での高速飛行や高高度飛行に最適化されている。
主な特徴とスペック
Litoシリーズは、折りたたみ式デザインを採用し、プロペラガードも着脱可能。初心者でも免許なしで操縦できる lightweight な設計となっている。Lito X1は、前方にLiDARセンサーを搭載し、より高精度な追跡が可能。また、42GBの内蔵ストレージを備え、microSDカードにも対応。一方のLito 1は内蔵ストレージがなく、microSDのみの対応となっている。
飛行時間とバッテリー
標準バッテリーで最大36分の飛行が可能。Intelligent Flight Battery Plusを使用すれば、最大52分まで延長できるが、このバッテリーはEUおよび英国では発売されない。実使用ではメーカー発表の70%程度の飛行時間となるため、目安は約25分となる。
撮影機能とコントローラー
Litoシリーズは、FocusTrack機能を搭載し、360度のActiveTrackによる被写体追跡や障害物検知が可能。また、QuickShotsと呼ばれる自動撮影モード(Dronie、Rocketなど)にも対応し、SNS向けの映像撮影を簡単に行える。コントローラーは、RC-N3(スマートフォン接続)とRC 2(内蔵スクリーン)の2種類に対応。映像伝送は1080p 60fpsで、最大10マイルの伝送距離を実現するOcuSync 4.0を採用している。
屋外向けに最適化された設計
Litoシリーズの最大の特徴は、屋外での高速・高高度飛行に特化されている点だ。プロペラがむき出しのオープンプロップ設計により、サーフィンやダートバイクなどのアクティビティ撮影に最適。一方で、屋内や人混みでの使用は想定されていない。また、米国市場への発売は現時点では未定となっている。
コストパフォーマンスと今後の展望
Lito 1とLito X1は、いずれも400ドル以下という価格ながら、高品質な空撮機能を備えている。特にLito X1は、LiDARセンサーや大容量内蔵ストレージなど、上位モデルに匹敵する機能を搭載。初心者から上級者まで幅広いユーザーに対応することで、ドローン市場の新たなスタンダードとなる可能性を秘めている。