F1参戦記念の超限定モデル、26台のみ

キャデラックは2024年、F1ワールドチャンピオンシップへの参戦を発表したが、その記念として極めて限定的な特別仕様車「CT5-Vブラックウィング F1コレクターシリーズ」を投入する。総生産台数はわずか26台で、同社のVシリーズ史上最強となる685馬力を発揮する。

685馬力の超強力V8エンジン

標準モデル比で17馬力増となる685馬力を実現。トルクも14lb-ft向上し、トラック走行にも対応する高い運動性能を誇る。エンジンのパワーアップは、プーリーのアップグレードとスーパーチャージャーの排気量拡大によるもので、プーリー比は3.14から3.24に引き上げられ、スーパーチャージャー下の空気容量は2,128cc増加した。

「20年以上にわたり、Vシリーズのバッジは、キャデラックブランドの核心にある情熱の純粋な表現と結びついた、デザイン、パフォーマンス、テクノロジーの集大成を象徴してきました」
— キャデラック公式発表文より

モノクロームの洗練されたデザイン

F1コレクターシリーズは、モノクロームを基調とした洗練されたエクステリアデザインが特徴。ホイールは「カーボンフラッシュ」、ブレーキキャリパーは「ハーバーグレー」に仕上げられ、カーボンファイバーパーツには「スイッチブレードシルバー」のピンストライプが施される。バッジ類はグロスブラックで統一され、落ち着いた印象を演出する。

F1ロゴが随所にちりばめられた特別仕様

  • ドア、スポイラー、ロッカー、シルプレート、スーパーチャージャーカバー、シート表皮、センターコンソールにF1ロゴを刻印
  • スーパーチャージャーカバーとセンターコンソールにFIAロゴを配置

手動トランスミッション専用モデル

F1コレクターシリーズは、専用の6速マニュアルトランスミッションのみを搭載。ポジッションを求める者のみが手にできる特別仕様だ。

「CT5-Vブラックウィングは、キャデラックのトラック走行性能の最高峰を体現しています。F1コレクターシリーズでは、F1のエネルギーと革新性を、まるでレースの世界を感じさせるロードレディなセダンに注ぎ込みました。26台の限定車は、いずれもコレクションの目玉となる特別な存在であり、F1参戦という新たな時代の幕開けを祝うものです」
— マーク・ルースGM社長

2026年半ば発売、価格は未発表

F1コレクターシリーズの発売は2026年半ばを予定しているが、価格は現在のところ発表されていない。キャデラックのF1参戦とともに、その価値は今後さらに高まるであろう。

出典: The Drive