NFLのロジャー・グッデルコミッショナーは、テネシー・タイタンズのマイク・ヴラベルヘッドコーチに関する問題について、リーグが「個人的な事案」として扱うことを明言した。ドラフト前日のインタビューで発言したグッデル氏は、リーグの「行為規定」には該当しないとしながらも、今後の状況次第では見解が変わる可能性を示唆した。

「現時点では、リーグの行為規定には該当しない。これは個人的な事案であり、それ以上は申し上げられない」とグッデル氏は述べた。

ドラフト司会者のマイク・グリーンバーグ氏が「パトリオッツが独自に対応している場合、リーグはチームと協議するのか」と尋ねたのに対し、グッデル氏は「個人的な問題はチームが対応すべきものだ。チームは関係者全員に有益な情報を持っている」と答えた。

グッデル氏は「現時点では」と前置きを加え、今後の新たな証拠によってリーグの認識が変わる可能性を示した。リーグはこれまで、この問題を「行為規定」に基づく調査の対象としていないと表明していたが、規定には「リーグ、クラブ、または関係者の信頼性を損なう行為」という広範な条項も含まれている。

ヴラベル氏の元恋人であるディアナ・ルスニ氏(元ESPN、ザ・アスレチック記者)が今後証言を行う可能性もあるが、ルスニ氏はこれまで複数回にわたり不正行為を否定しており、ニューヨーク・ポストに掲載された写真に関しても、解雇時の辞任文書でもその正当性を主張していた。さらに最近では、自身のTwitterアカウントを削除している。

リーグの対応は現状維持か

現時点でリーグが動く可能性は低いとみられるが、ルスニ氏の証言内容次第では状況が変わる可能性も残されている。リーグは引き続き「個人的な事案」として扱う方針だが、今後の展開によっては再評価される可能性もある。