「ザ・デイリー・ショー」が、ジョン・フェラン前海軍長官の後任としてハング・カオ氏が暫定長官に就任したことを受け、同氏の発言や経歴を厳しく批判した。司会のマイケル・コスタ氏は、カオ氏の過去の発言や主張を引用しながら、米国の政治人事に対する皮肉を交えた。

カオ氏は、かつてバージニア州が「魔女に支配される」と主張したことで知られ、2023年の州議会選挙ではこの発言が注目を集めた。番組では、この発言を映像で紹介した上で、コスタ氏が「魔女に支配されるのを阻止しなければならない? 他に聞きたいこともある。一体何を言っているのか?」と辛辣に切り込んだ。

「なぜこんな人が任命されるのか?」とコスタ氏は問いかけ、「まともな考えを持った、普通の人が見つからないのか?」とトランプ政権の人事を批判した。

さらにコスタ氏は、カオ氏がバイデン政権下の海軍がドラッグパフォーマーを広報大使に起用したことに対し、「海軍には『アルファ男性とアルファ女性』が必要だ」と発言したことを取り上げた。カオ氏は、ドラッグクイーンにスカウトされた人材は「海軍が求める人材ではない」と主張していた。

これに対しコスタ氏は「アルファ女性? ドラッグクイーンか。彼の言う通りかもしれない。敵を叩きのめすアルファ男性と、その不安を完璧に見抜いて二度と家から出られなくなるまで嘲笑するアルファ女性が必要なのかもしれない」と皮肉を込めて応じた。

番組は、カオ氏の発言が「正気の沙汰ではない」と断じ、トランプ政権下の人事に対する風刺を展開した。

番組情報
「ザ・デイリー・ショー」は、コメディ・セントラルにて毎週月曜から金曜の午後11時(ET)に放送されている。

出典: The Wrap