ワシントンD.C.の連邦裁判所は5月5日、2025年5月3日に開催されたホワイトハウス記者会同盟(WHCD)の年次晩餐会で発砲事件を起こした容疑者、コール・トマス・アレン(31歳)に対し、トランプ前大統領の暗殺未遂容疑を含む3つの容疑で正式に起訴した。
起訴内容は以下の通り:
- 大統領暗殺未遂容疑(連邦法第18編第1751条)
- 連邦銃規制違反容疑(2件)
- 公務執行妨害容疑
検察当局は、今後も捜査が進むにつれて追加の容疑が適用される可能性があると表明。大統領暗殺未遂容疑に対する有罪判決は、2024年にフロリダのゴルフ場で発生した暗殺未遂事件と同様、終身刑に相当する重罪となる見込みだ。
アレン被告は5日の初公判で無罪を主張せず、今週末の再審で拘束状態が継続されるかどうかが決定される。アレン被告はカリフォルニア州在住の31歳で、WHCDのセキュリティエリア付近で複数発の銃弾を発射し、シークレットサービス隊員1名に負傷させたとされている。
代行司法長官のトッド・ブランシェ氏は5月4日の声明で、アレン被告の動機はまだ特定されていないものの、トランプ前大統領や他の政府高官を標的とした可能性が高いと述べた。また、アレン被告は当初当局と協力的だったが、現在は捜査への協力を停止しているという。
連邦当局者によると、アレン被告の書き物から反トランプの思想が読み取れ、家族に対し「今の世界の問題を解決するための『何か』を実行する計画がある」と語っていたことが判明した。
捜査関係者は、WHCDの晩餐会でアレン被告が狙っていたのは、トランプ前大統領のみならず、政府高官やメディア関係者であった可能性も指摘している。
出典:
Axios