スター・ウォーズシリーズ最新作『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』でレジスタンス戦士ポー・ダメロンを演じたオスカー・アイザックは、物語の急展開を象徴するセリフ「 Somehow, Palpatine returned( somehow、パルパティーンが戻った)」を担当した。このセリフは、J.J.エイブラムス監督がシリーズ完結編に急遽悪役を登場させるための「苦肉の策」として追加されたもので、公開後は「安易なプロットのごまかし」として批判を浴び、インターネット上で大いに揶揄されることとなった。特に、オープニングクロールがフォートナイトのイベントを示唆していたことも相まって、その印象はさらに悪化した。

撮影後の追加だった事実

アイザックは最近放送されたポッドキャスト番組「Happy Sad Confused」に出演し、この物議を醸したセリフについて振り返った。彼は、このセリフが映画の撮影後に行われた追加撮影(リシュート)中に追加されたものだったことを明かした。

「リシュートの段階で、私たちは手術のような緊急の作業に追われていました。撮影現場は混乱状態で、誰もが慌ただしく動き回っていました。そのセリフは、おそらくその時点で新たに加えられたものだったと思います。撮影中、脚本は何度も変更され、多くの部分で流動的な状態でした」

アイザックは、このセリフが後に文化的な反響を呼ぶことになるとは想像もしていなかったと語った。

「もしあの時、『このセリフが将来こんなに注目を浴びることになる』と言われても、信じなかったでしょう。でも、私はその苛立ちを表現することに全力を尽くしました。本当に大変な役どころでしたから」

「スター・ウォーズ」ファンからの反応

このセリフがリシュートで追加されたという事実がX(旧Twitter)上で明らかになると、瞬く間に反応が広がった。

  • 「リシュート中に最もミーム化されたスター・ウォーズのセリフを追加するとは、ディズニーの誰かが脚本を見て、『この作品には、オスカー・アイザックを永遠にインタビューで苦しめるセリフが必要だ』と言ったのだろう」
  • 「彼がそのセリフを口にした瞬間、魂が抜け落ちていくのが見えた。脚本が完全に破綻していたことがわかったのだろう」

アイザックのキャリアへの影響はなし

一方で、アイザック自身のキャリアにこの出来事が影響を与えた形跡はない。彼はその後、『デューン/砂の惑星』、『結婚生活』、『フランケンシュタイン』、Netflixのドラマシリーズ『ビーフ』シーズン2などに出演し、幅広いジャンルで活躍を続けている。