映画監督クリストファー・ノーランは、自身の最新作「オデュッセイア」の上映時間が、2023年の代表作「オッペンハイマー」よりも短いと明かした。
AP通信とのインタビューで語ったノーラン監督は、同作が前作ほどの長さにはならないと述べたものの、その規模は依然として壮大なものになると約束した。
「これは壮大な物語です。題材が求めるものですから」とノーラン監督は語った。「しかし、上映時間は短くなります」
さらに続けて、「圧倒的なプレッシャーがあります」と述べた。「オデュッセイア」を手掛けるということは、世界中の人々が抱く壮大な叙事詩への期待を背負うということです。そこには大きな責任が伴います。
ノーラン監督は、自身の経験から「人々が愛する物語やキャラクターを映画化する際に求めるものは、強く誠実な解釈です。監督がその物語に全力を尽くしたと感じられることが重要なのです」と語った。
ノーラン監督の全12作品の上映時間一覧
- 「フォロイング」(1998年) – 1時間9分
- 「メメント」(2000年) – 1時間53分
- 「インソムニア」(2002年) – 1時間58分
- 「バットマン ビギンズ」(2005年) – 2時間20分
- 「ザ・プレステージ」(2006年) – 2時間10分
- 「ダークナイト」(2008年) – 2時間32分
- 「インセプション」(2010年) – 2時間28分
- 「ダークナイト ライジング」(2012年) – 2時間44分
- 「インターステラー」(2014年) – 2時間49分
- 「ダンケルク」(2017年) – 1時間46分
- 「テネット」(2020年) – 2時間30分
- 「オッペンハイマー」(2023年) – 3時間
「オデュッセイア」はその長さにかかわらず、映画史に残る作品となる。同作は、従来の異なるカメラやアスペクト比を切り替えるのではなく、IMAXカメラ一台のみで撮影される史上初の作品だからだ。
ノーラン監督は4月に開催されたCinemaConで、同作の一部を上映し、その壮大な規模をアピールした。
「『オデュッセイア』は3,000年にわたり、世代を超えて人々を魅了してきた物語です。これは単なる物語ではありません。THE物語なのです」
同監督は出展者に対し、こう語った。「これは家族の物語です。父親が故郷へと帰還する物語であり、単に王国を取り戻すだけでなく、20年間王国を守り続けた王妃を救うため、そして敵意に満ちた世界から息子を守るための旅なのです」