「芸術は現実を模倣する」という言葉の通り、近年のコメディ番組はトランプ政権を風刺する内容で注目を集めてきた。中でも、米NBCの人気番組「サタデー・ナイト・ライブ(SNL)」はその代表格だ。

同番組の「ウィークエンド・アップデート」キャスター、コリン・ジョストは18日放送の「ザ・トゥナイト・ショー」に出演し、ピート・ヘグセス国防長官のモノマネを演じるきっかけや、番組のネタ作りについて語った。さらに、同番組が最近、偶然にも実際の出来事を先取りしていた事実も明かした。

ジョストは番組内で、2か月前に「コールドオープン」のネタを検討していた際のエピソードを紹介した。「ヘグセスが『Pulp Fiction』の聖書の一節を引用するシーンはどうか?」と提案したという。

同映画ではサミュエル・L・ジャクソン演じるキャラクターがエゼキエルの一節を引用するが、ジョストによれば、この案はすぐに却下された。

「検討した際、『あまりに現実離れしていて、時間も取られすぎる。説得力がない』と判断しました。しかし、実際に2週間後にヘグセスが Pentagon(米国防総省)で同じ台詞を引用したのです!」

ジョストの発言通り、ヘグセス国防長官は先月、ペンタゴンでの式典で同映画の台詞を引用していた。

このエピソードは、コメディ番組がいかに現実を先取りしているかを象徴する出来事となった。

出典: The Wrap