コメディ・セントラルの人気番組「ザ・デイリー・ショー」が、トランプ政権のイラン政策を痛烈に皮肉った。10月23日放送回では、ホワイトハウスが「1枚の覚書」でイランとの戦争終結を目指すと報じられた件について、司会のデシ・リディックが鋭い風刺を展開した。

「私たち、4週間の戦争に9週間も突入していますが、状況は思わしくありません」とリディックは皮肉交じりに発言。続けて「米国とイランが戦争終結に向けた1枚の覚書で合意に近づいていると聞きました」と報道を引用し、「トランプ大統領がプラネット・フィットネスの解約よりも少ない書類で戦争を終わらせようとしているなんて、一体どうなってるの?」と疑問を呈した。

さらに「誰かが書いたその覚書、 bachelorette(独身女性の集まり)の旅行を計画するのと同じくらい整理整頓できてる?」と皮肉り、「実際にその覚書のコピー、見せてくれません?」と要求した。

リディックはまた、国務長官のマルコ・ルビオがイランについてラップの歌詞を引用したことに対しても批判を加えた。ルビオはイラン指導者を「insane in the brain(頭がおかしい)」と表現したが、これに対しリディックは「戦争について話している時に古いラップの歌詞を引用するなんて、ちょっと inappropriate(不適切)だと思います。例えば、医師が『このスキャンで腫瘍を見つけた? whoomp, there it is(そこにある)』って言ってくるようなものですよ」と反論した。

さらに彼女は、ルビオがDJとして結婚式で音楽をかけている動画を流しながら「この政権の誰も忙しくないの? マルコ・ルビオがDJをやってる。カシュ・パテルはロッカールームでパーティーなんてしてる」と皮肉った。

このほか、トランプ政権が計画するホワイトハウスのボールルーム建設についても批判した。建設現場の土壌から有害化学物質が検出されたとの報道を受け、リディックは「またボールルームの話? 無料で建てていた時でさえ、誰も欲しがってなかったのに。今ではトランプ氏が『わかった、要望は聞いた。でも10億ドルかかるなら?』って言ってる」と皮肉った。

「このボールルームの話で気分が悪くなったら心配しないで。実際に病気になることもあるから」と締めくくり、番組の動画を紹介した。

出典: The Wrap