米MSNBCのジェン・プサキアナウンサーが19日(現地時間)、エリック・トランプ氏による自身と番組「ザ・ブリーフィング」への訴訟脅しに対し、事実確認を行った。

プサキ氏は金曜日の放送で、エリック・トランプ氏がソーシャルメディアで「我々が嘘をついた」と主張したことを明らかにした。その根拠となったのは、フィナンシャル・タイムズが報じた中国半導体企業との関係が懸念されるAI企業「ALT5」とトランプ家の暗号資産事業とのつながりに関する報道だ。

プサキ氏は「エリック・トランプ氏は、自身がALT5社の役員ではないと主張しています。しかし、昨夏のNASDAQオープニングベルでALT5社の役員として紹介された映像があります」と述べた。

映像では、エリック・トランプ氏が「ALT5取締役」としてザック・ウィトコフ氏と共に登場。プサキ氏は「彼の役割は複雑です。現在の取締役ではないことは事実ですが、当初は取締役としてSECに届け出られ、同社ウェブサイトの経営陣ページにも掲載されていました」と説明した。

その後、エリック・トランプ氏の役割は「オブザーバー(オブザーバー取締役)」に変更されたと指摘。オブザーバーは「議決権はないが、会議に出席できる」立場だという。

さらにプサキ氏は、ALT5社がトランプ家の暗号資産企業「ワールド・リバティ・ファイナンシャル」と深く関連し、同社が保有する暗号資産を大量購入していた事実を提示。その上で「エリック・トランプ氏は中国との関わりを否定していますが、自身の主張と公的記録が矛盾している」と指摘した。

SEC(米証券取引委員会)の届け出やALT5社の公式発表、NASDAQでの紹介映像など、複数の公的記録がエリック・トランプ氏のALT5社との関係を示している。

出典: The Wrap