スタース、Q1純損失が7%拡大
米スタースは4月29日、2024年1月期第1四半期(Q1)の決算を発表した。純損失は前年同期比7%拡大の1億6,490万ドル(1株当たり9.83ドル)に達した。売上高は3億690万ドルで、前年同期の3億5,700万ドルから微減した。
ウォール街のアナリストは、売上高3億570万ドル、1株当たり損失81セントと予想していたが、実際の数値はこれを下回った。
ストリーミング・リニア売上高が大幅減少
売上高の内訳を見ると、ストリーミング売上高は5.5%減の2億1,110万ドル、リニアおよびその他売上高は6.8%減の9,580万ドルとなった。スタースネットワークス部門の営業利益は37.8%減の5,800万ドルに落ち込み、総営業損失は7%拡大の1億5,280万ドルを記録した。
同社はカナダ事業の再編により、ライセンス収入を新たな収益源としている。また、NetflixやDisney、Warner Bros. Discoveryに続き、四半期ごとの加入者数開示を停止した。直近の開示では、OTT加入者数が1,270万人、リニアTV加入者数が500万人だった。
CEO「構造的な強化が進み、長期的な価値創造に自信」
「本日、ライオンズゲートからの分社化1周年を迎え、スタースは構造的に強化された企業となったことを誇りに思います。過去1年間、戦略的・財務的優先事項に厳格に取り組み、長期的な価値創造に向けた体制を整えてきました。今後、OTT売上高の成長、レバレッジの低減、利益率の拡大、持続可能なフリーキャッシュフローの創出に向けて、ますます自信を深めています」
来期の見通しと戦略
スタースは、来期のストリーミング売上高が前年比でプラス成長、調整営業利益も低単位数成長を見込んでいる。また、有利子負債控除後フリーキャッシュフローは8,000万ドル〜1億2,000万ドル、2026年末のレバレッジ比率は約2.7倍に抑える計画だ。
同社は、強力なコンテンツラインアップを背景に、今後の成長に期待を寄せている。