セガは2022年11月に発表したオンラインゲーム中心の新戦略「スーパーゲーム(Super Game)」を中止した。同プロジェクトは常にアップデートされるサービスとして、注目と収益を生み出すことを目指していたが、2026年3月の発売を目指していたものの、計画は頓挫したことが明らかになった。
セガの公式サイトに掲載された「セガサミーフィスカルイヤー2026年3月期 決算説明資料(IRニュース)」によると、スーパーゲームの計画は正式に中止された。同資料の「GaaS戦略の見直し」セクションで、2026年3月までのプロジェクト進捗について触れられたが、スーパーゲームに関する具体的な説明はなく、プロジェクトの中止が発表された。また、中止に伴い追加コストが発生しないことも明記された。
他のゲーム事業の現状
同資料では、スーパーゲーム以外のゲーム事業についても言及されている。その中で、以下の課題が報告された。
- Rovio(ロビオ)のタイトル:期待通りの成果を上げられなかった
- Sonic Rumble Party:パフォーマンスが低迷
- 一部のゲーム:発売が遅延
今後の方針として、約100人のフリープレイ開発者が「完全なゲーム開発」に注力し、Rovioは再編を実施するとされた。また、新作ゲームの開発状況についても触れられ、以下のタイトルが発表された。
発売予定の新作ゲーム
- Alien: Isolation
- Crazy Taxi
- Golden Axe
- Jet Set Radio
- New Virtua Fighter Project
- Persona 4 Revival
- Stranger than Heaven
- Streets of Rage
- Total War: Medieval III
- Total War: Warhammer 40,000
また、アニメーションや映画などのメディアミックスプロジェクトについても発表され、一部の作品には発売日が設定された。
アニメーション・映画プロジェクトの発売予定
- 「The Angry Birds Movie 3」:2026年12月23日
- 「Eternal Champions」
- 「Golden Axe」
- 「The House of the Dead」
- 「Magic Knight Rayearth」:2026年10月
- 「OutRun」
- 「Shinobi」
- 「Sonic the Hedgehog 4」:2027年3月19日
- 「Streets of Rage」
セガは今後、フリープレイゲームの開発に注力しつつ、既存のフランチャイズの再編を進める方針だ。スーパーゲームの中止に伴い、同社のオンラインゲーム戦略は大きな転換点を迎えている。
出典:
Siliconera