Appleは、9月にCEOティム・クックが退任し、ハードウェア部門を率いるジョン・テルナスが新CEOに就任することを発表した。この人事は、スティーブ・ジョブズが直接育成したリーダーシップ体制の終焉を示す重要な転換点となる。

クックは2011年にCEOに就任したが、ジョブズの「直系」リーダーの多くは既に退任している。現在はサービス部門責任者のエディー・キュー(1989年入社)や、長年マーケティングを担当してきたフィル・シラーなど、数少ないジョブズ時代からの幹部が残るのみだ。

テルナス新CEOは、ハードウェア部門で実績を上げてきた技術者出身。Appleのハードウェア戦略を主導してきた実績が評価され、CEO就任に至った。同社は今後、ハードウェアとソフトウェアの融合をさらに加速させる方針だ。

この人事は、Appleがジョブズの時代から続く「リーダーの世襲」という体制から脱却し、新たな成長戦略へと舵を切ることを象徴している。

出典: The Verge