テネシー大学(テネシーベンチャーズ)男子バスケットボールチームは、ACCの注目選手で、2025-26シーズンにウェイクフォレスト大学で平均21.4得点を記録したジューク・ハリス(身長198cm)を獲得した。ハリスは2026年のNBAドラフトを辞退し、来シーズンからテネシーでプレーすることを発表した。
ハリスの獲得により、テネシーは今シーズンのトランスファーポータル市場で最大の勝利を収めた。同大学はすでに、VCU出身のター・ヒル・ジュニア、ノートルダム出身のジェレン・ハラルソン、ロヨラ・シカゴ出身のマイルズ・ルービンらを加え、強力な6人編成の新入生を獲得していた。ハリスの加入で、同大学は歴史上初のFinal Four進出を目指す体制を整えた。
ハリスはウェイクフォレスト大学で2年目のシーズンに大躍進を遂げ、平均得点を6.1点から21.4点に向上させた。6フィート7インチの身長を活かしたドライブや、難しいミドルレンジのシュート、スクリーンを使った3Pシュートなど、3レベルで得点を量産する能力を持つ。特に、アシストなしで自己創出されたシュートの成功率は47.8%に達し、テネシーの攻撃力向上に貢献することが期待される。
テネシーの昨季の攻撃力は全米31位と低迷していたが、ハリスの加入で大幅な改善が見込まれる。また、ハリスは守備面での課題も指摘されているが、テネシーは昨季まで5年連続でディフェンス力が全米トップ5にランクされるなど、守備重視のチームとして知られており、ハリスの成長の場として最適だ。
テネシーのリック・バーンズヘッドコーチ(71歳)は、3年連続で地区決勝に進出するなど、チームを強化してきた。バーンズ監督は今シーズン中に引退を迎える可能性もあり、テネシーは彼にFinal Four出場という最後のチャンスを与えるため、全力で戦う構えだ。
ハリスのほかにも、テネシーはポイントガードのダイ・ダイ・エイムス(カリフォルニア大)、シューターのタイラー・ランドブレード(ベルモント大)、フォワードのブレイデン・ルー(ケネソー州立大)を獲得。ター・ヒル・ジュニアとハリスのスコアリングデュオは全米屈指の強力なコンビとなることが期待される。また、ハラルソンも元トップ25の新入生として、2年目に飛躍的な成長が見込まれている。
テネシーは来シーズン、攻撃力の向上により、これまでのエリートエイト(地区決勝)を突破し、Final Four進出を目指す。