日本市場に投入されたランドクルーザーFJ
トヨタは、日本市場に「ランドクルーザーFJ」を正式に発売した。ラダーフレーム構造を採用した本格4WD SUVで、2.7L直列4気筒自然吸気エンジンと4WDシステムを搭載。価格は450万100円(約28,500米ドル)に設定され、日本仕様のRAV4「アドベンチャー」ハイブリッドと同額となった。
価格競争力とシリーズ比較
FJは、ランドクルーザーシリーズの中でも最も手頃な価格帯に位置しており、70シリーズより29万9,900円(約1,900米ドル)、250シリーズより127万9,300円(約8,100米ドル)安い。これにより、本格的なクロスカントリー性能を求める層にとって、よりアクセスしやすい選択肢となっている。
装備と仕様の詳細
FJの日本仕様は、VXグレードのみの設定で、以下の装備が標準搭載される。
- Bi-Beam LEDヘッドライト
- 18インチマットブラックアルミホイール
- 5色のボディカラー(スモーキーブルー含む)
- ブラックインテリア(合成皮革シート)
- 7インチデジタルメータークラスター
- 12.3インチインフォテインメントディスプレイ
- ヒーテッドシート・ステアリングホイール
- Toyota Safety Sense ADAS
パワートレインとサイズ
搭載される2.7Lエンジンは161馬力(120kW / 163PS)、トルクは246Nm(181lb-ft)を発生。6速ATと後輪差動ロック機能付きパートタイム4WDシステムと組み合わせられる。車両サイズは全長4,575mm、ホイールベース2,580mmで、RAV4よりもわずかに小型ながら、IMVプラットフォームを採用し、ハイラックスと共通の構造を持つ。
今後の展望とアクセサリー
現時点ではマイルドハイブリッド2.8Lターボディーゼルエンジンの追加は未定だが、2029年以降の導入が検討されている。また、トヨタやARB、モデリスタからは、ルーフラック、サイドステップ、ボディキット、カスタムホイール、収納ソリューションなど、多彩なアクセサリーが用意されている。
新たなモビリティ「ランドホッパー」も発表
トヨタは、FJのコンセプトに合わせた新しいモビリティとして、「ランドホッパー」を発表した。これは3輪の折りたたみ式電動パーソナルビークルで、2027年春に発売予定。価格は未定となっている。
生産地と海外価格
FJの生産はタイで行われており、同国仕様の価格は1,269,000バーツ(約39,200米ドル)で、日本仕様よりも10,700米ドル高い。日本市場への投入は、タイに続くものとなる。
「ランドクルーザーFJは、本格的なクロスカントリー性能と手頃な価格を両立したモデルです。幅広い層にアピールできるラインナップを目指しています。」
— トヨタ広報