オハイオ州のトラック運転手が、州の高速道路通行料を回避したとして、重窃盗罪で起訴された。同州警察の調査により、運転手は2年間で21,991ドル(約2万ドル)の通行料を支払わずにいたことが判明した。
オハイオ州ターンパイク・アンド・インフラストラクチャー委員会(OTIC)は5月1日、この運転手に対する起訴を発表した。同委員会は最近、州警察(OSHP)と提携し、通行料の不正回避者を取り締まる体制を強化している。
同委員会によると、2024年4月以降、約300社のトラック運送会社が520万ドル以上の未払い通行料を抱えているという。OSHPとOTICは共同で声明を発表し、以下のように述べた。
「OSHP、OTIC、そして関係機関は、オハイオ州北部13郡にまたがる全長241マイルのオハイオ・ターンパイクの安全性向上と、通行料の不正回避や偽造ナンバープレートの使用、ナンバープレートの隠蔽・除去といった違反行為の取り締まりを継続していきます」
重窃盗罪の最高刑は、懲役18カ月および1万ドルの罰金。常習犯の場合、これほど厳しい処罰が科される可能性が高い。また、ナンバープレートの不正使用が発覚した場合、さらに重い処罰が下される可能性もある。
オハイオ・ターンパイクの通行料は安価とはいえないが、2万ドル近い未払いが発生するには、トラック(クラス8)が頻繁に通行していたとみられる。例えば、東ゲートから西ゲートまでの全区間を通行する場合、EZ-Pass非対応車両の通行料は156ドル。短距離であればさらに安くなるため、運転手はターンパイクを頻繁に利用していたと推測される。
この事件から得られる教訓は明確だ。通行料の不正回避は絶対に行ってはならない。特に、それが刑事事件に発展する可能性があることを忘れてはならない。