アメリカのトランプ前大統領が、人気カードゲーム「UNO」のルールを理解していないとの指摘が、SNS上で大きな話題となっている。きっかけは、トランプ氏が自身のソーシャルメディアで公開した加工画像だった。
画像には、トランプ氏が多数の「ワイルドカード」を手に持っている様子が写されていた。しかし、UNOの目的は手持ちのカードを早くなくすことであり、ワイルドカードを多く持つことはむしろ敗北を意味する。この矛盾に対し、ネットユーザーからは一斉に皮肉や批判が寄せられた。
「UNOでは、カードを多く持っているということは負けているということです」と、政治ニュースメディア「MeidasTouch」の編集長ロン・フィリポウスキー氏は指摘した。
また、政治評論家のジェイミー・ボンクヴィッツ氏は、自身の投稿に関連して昨年1月に秘密捜査局(SS)から訪問を受けた経験を踏まえ、トランプ氏の発言を痛烈に批判した。
さらに多くのユーザーが、トランプ氏の「全てのカードを持っている」という発言を、ロシアのプーチン大統領やイスラエルのネタニヤフ首相との関係、中国の習近平国家主席への経済戦略の失敗、逮捕されたジェフリー・エプスタイン容疑者との関係、そしてイランとの戦争の現状など、さまざまな政治的問題に関連付けて揶揄した。
「3Dチェスのたとえが的外れだったのかもしれない」
— Xユーザー @RoguePotusStaff
同じ日には、ホワイトハウスの公式アカウントが、トランプ氏の選挙集会での「勝利」という言葉を1時間にわたってループ再生する動画を投稿。「止まらない、やめない」とのコメントとともに、再びネット上で話題となった。
トランプ氏のUNOに関する発言は、政治家としての戦略性や発言の信頼性に対する疑問を投げかけるものとなった。