米国時間5月15日、上院歳出委員会で行われた公聴会で、住宅都市開発省(HUD)のスコット・ターナー長官が自身の実績を問われた際、Biden 前政権への批判に終始し、議員から厳しい追及を受けた。

ニューヨーク州選出の上院議員、キルステン・ギリブランド氏は「あなたの実績は?この職に就いて1年以上経つのに、ホームレス数は減ったのか?70万人?100万人?150万人?」と質問。同省が毎年12月に発表するホームレス実態調査(Point-in-Time Count)の2025年版が未発表であることにも言及し、「Biden 政権の悪口は聞きたくない。あなたのビジョンと成果を見せて」と迫った。

ターナー氏は「私が就任する前の4年間、Biden 政権下で行われた政策は失敗だった」と発言したが、ギリブランド氏に「Biden の話はやめろ!あなたの実績について話せ!」と遮られた。ターナー氏はその後、政府閉鎖や訴訟の影響を理由に調査遅延を説明したが、議員から具体的な説明を求められると、再びBiden 政権への言及に戻った。

ワシントン州選出の上院議員、パティ・マレー氏もターナー氏の発言パターンを指摘し、「Biden 政権批判があなたの唯一の答えになっている」と指摘。ターナー氏が同省の予算を100億ドル削減した理由について「前任者時代の住宅価格は史上最高だった」と述べた際には、マレー氏から「予算削減で住宅支援はどうなるのか?」と再度追及された。

ターナー氏は「前任者時代の4年間、住宅価格は高止まりしていた」と発言を繰り返したが、議員らは「Biden 政権の話はやめろ。あなたの実績について話せ」と一蹴した。

公聴会の模様はソーシャルメディア上で拡散され、議員らのやり取りが注目を集めた。