ホワイトハウス記者協会晩餐会で発砲事件、トランプ氏が供述
2026年4月26日、ワシントンD.C.で開催されたホワイトハウス記者協会晩餐会(WHCD)において発砲事件が発生した。この事件は、トランプ前大統領にとって3度目の暗殺未遂となった。前回の2件は2024年の選挙運動中に起きたもので、いずれもトランプ氏の命を狙ったものであった。
トランプ氏、秘密捜査隊の対応を意図的に遅らせる
事件翌日のインタビューで、トランプ氏はCBS「60ミニッツ」のNorah O’Donnell記者に対し、自身が秘密捜査隊の対応を遅らせた理由を明らかにした。「何が起きたか見たかった」と語ったトランプ氏は、安全確保を優先させなかった理由を説明した。
「私は彼らにとって簡単な対応をしなかった。何が起きたか見たかったのだ」
— ドナルド・トランプ
トランプ氏は、周囲の警護担当者に対し「ちょっと待ってくれ」と繰り返し指示していたと述べた。また、自身が「背を高く立っていた」ため、警護隊が「床に伏せるように」と指示した際には、やや前かがみになって歩き出していたという。
警護隊の指示に従うまでの経緯
トランプ氏は、警護隊から「床に伏せてください」との指示を受けた際の状況を次のように説明した。
- 警護隊が「床に伏せてください」と繰り返し要請
- トランプ氏とファーストレディが床に伏せた
- トランプ氏は「背を高く立っていた」ため、警護隊はより慎重な対応を迫られた
事件の概要と容疑者の詳細
事件の容疑者、コール・トマス・アレン(31歳、カリフォルニア州トーランス在住の教師)は、D.C.メトロポリタン警察によって現場で逮捕された。アレン容疑者は、ショットガン、拳銃、複数のナイフを所持しており、セキュリティーチェックポイントへの突入を試みていたとされる。
アレン容疑者は、WHCDが開催されるホテルに宿泊していたが、会場のボールルームには到達していなかった。また、CBS Newsによると、アレン容疑者は「トランプ政権の高官を標的にする」と記した「マニフェスト」を残していたという。
トランプ氏の暗殺未遂歴
今回の事件は、トランプ氏にとって3度目の暗殺未遂となった。前回の2件は2024年の選挙運動中に起きたもので、そのうちの1件はフロリダ州のトランプ・インターナショナル・ゴルフクラブでゴルフ中に、もう1件はペンシルベニア州バトラーでの選挙集会中に発生した。後者の事件では、銃弾がトランプ氏の耳をかすめた。
トランプ氏は、自身の安全確保を優先させなかった理由について、事件の詳細を確認したいという意図があったと述べた。