米国時間10月19日深夜、トランプ前大統領がTruth Social上で長時間にわたる激しい投稿を行い、再び自身の精神的安定性や政治的資質に対する疑問を引き起こした。
米国時間10月19日未明、トランプ氏は米国時間12時直後に「極左主義者」と批判する民主党のチャック・シューマー上院議員に辞任を求める米国国境警備隊労働組合の投稿をリポストした。そのわずか1分後には、バラク・オバマ前大統領が2016年に米国政府転覆を企てた「反逆的陰謀」を画策したとする根拠のない主張をリポスト。さらにその後、オバマ氏とヒラリー・クリントン氏を「反逆罪で起訴すべき」との投稿を4回にわたり繰り返した。これらはすべて午前1時前の出来事であった。
オバマ前大統領に対する攻撃が一段落すると、トランプ氏は2020年の選挙結果を「恒久的に抹消し、効力を失わせるべき」と主張した。これは南部貧困法律センター(SPLC)が司法省を提訴した訴訟に関連するものだが、選挙結果とは無関係の案件である。その後、クリント・イーストウッド氏による「トランプは素晴らしい」との投稿が続いたが、これはイーストウッド氏が実際に発言した内容ではなく、偽の投稿であった。
中間選挙や物価高、イラン情勢などの重要課題について触れることなく、米国の大統領経験者が真夜中に政治的敵対者を攻撃し、自身が敗北した選挙の再議論に終始する異常な行動は、多くの国民に不安を与えている。
出典:
The New Republic