ロサンゼルス・エンゼルスとの対戦で6回に一塁へ到達するニューヨーク・メッツの左翼手、フアン・ソト(22歳)。2026年5月1日、米カリフォルニア州アナハイム、エンジェル・スタジアムにて。写真:ゲイリー・A・バスケス/イメージズ

ナショナルリーグ(NL)の最優秀選手(MVP)を2年連続で受賞した大谷翔平選手。投手と打者の二刀流で圧倒的な存在感を示す彼だが、今シーズンは投球面で1試合平均10奪三振、防御率1.00未満と安定している一方で、打撃面では打率.454と不振に陥り、キャリアで初めて4試合連続無安打を記録するなど苦戦が続いている。

ファンデュエルのNL MVPオッズでは、大谷が-370と圧倒的な1番人気となっている。しかし、大谷の輝きに陰りが見え始めたことで、米野球記者協会(BBWAA)の有権者たちは、他の有望な選手たちに投票する可能性が高まっている。

大谷を脅かす8人の有力候補

大谷の圧倒的な強さにもかかわらず、以下の8人の選手たちは、今シーズンの活躍次第でMVP争いに加わる可能性を秘めている。

1. コービン・キャロル(アリゾナ・ダイヤモンドバックス)

昨シーズンのNL MVP投票で6位タイに入ったキャロルは、昨年の手根骨骨折から復帰し、今シーズンは四球を増やすとともに、歴史的なペースで長打を量産。オッズは+1700。

2. マット・オルソン(アトランタ・ブレーブス)

リーグ最多の31打点と11本塁打を記録し、打率.299/.380/.650の好成績を残すオルソンは、シーズン序盤からリーグ最多のWAR(勝利寄与度)を誇る。オッズは+1700。

3. エリー・デラクルス(シンシナティ・レッズ)

24歳の若さで3年目を迎えるデラクルスは、昨シーズンは大腿四頭筋の負傷に苦しんだが、今シーズンは40本塁打・40盗塁の可能性を秘め、WARでもリーグ上位に位置。オッズは+2200。

4. ロンナルド・アクーニャJr.(アトランタ・ブレーブス)

アクーニャJr.は健康な時のパフォーマンスがMVP級で、ブレーブスのリーグ首位を支える存在。しかし、最近故障者リスト入りしており、早期復帰がカギを握る。オッズは+2200。

5. フアン・ソト(ニューヨーク・メッツ)

昨シーズンのNL MVP投票で3位に入ったソトは、メッツのスター不在に悩むチームにとって救世主となる存在。今シーズンは故障から復帰し、チームの12連敗を止めた。オッズは+3000。

6. ジェームズ・ウッド(ワシントン・ナショナルズ)

身長193cmの大型選手で、コンパクトなスイングから強打を放つウッド。今シーズンは四球率19.9%と選球眼が向上し、右翼の守備でも注目を集めている。オッズは+4000。

7. ドレイク・ボールドウィン(アトランタ・ブレーブス)

昨年の新人王受賞者であるボールドウィンは、左打ちの捕手として今シーズンも好調。昨年の19本塁打を超えるペースで、ブレーブスの新たなスター候補に浮上。オッズは+5000。

8. ジョーダン・ウォーカー(セントルイス・カージナルス)

今シーズンは盗塁数を増やし、昨シーズンを上回る成績を残すウォーカー。打撃面でも成長を見せており、今後の活躍に期待が高まる。オッズは+6000。

大谷の圧倒的な強さが続く中、これらの選手たちの活躍次第で、NL MVP争いは一層の盛り上がりを見せそうだ。

出典: SB Nation