ハリウッド女優で「ハックス」に出演するハナ・アインビンダー(Hannah Einbinder)が、イスラエルのガザ侵攻に対するハリウッド業界の沈黙に対し、強い不満を表明した。4月16日にニューヨークで開催されたポッドキャスト「Beyond Israelism」のライブ収録で、アインビンダーは「業界の同業者たちが声を上げないことに腹が立つ」と語った。
同イベントはZeteoが主催し、5月11日に動画が公開された。アインビンダーはステージ上で、パレスチナ人活動家マフムード・ハリル(Mahmoud Khalil)と共にイスラエルの行動を「ジェノサイド」と表現。特権に恵まれたハリウッドスターたちが「一語も発しない」現状に対し、怒りを露わにした。
「彼らにはあらゆる特権が与えられているのに、なぜ声を上げないのか。理解できない。毎日何をしているのか?ただ歩き回っているだけなのか?」
(ハナ・アインビンダー)
アインビンダーはさらに、自身の行動が「勇気あるもの」とは考えていないとしながらも、現実を見据え発言することの重要性を強調。ステージ上で目を覆いながら歩き回るパフォーマンスを行い、ハリウッドスターの「臆病さ」を象徴的に表現した。
同イベントには、活動家のハリル、英パレスチナ人作家イザベラ・ハマド(Isabella Hammad)、ポッドキャストホストのシモーネ・ジマーマン(Simone Zimmerman)も参加。アインビンダーは、レッドカーペットで特定の主張を示すピンを付けるセレブリティの増加についても言及し、「イスラエルのジェノサイドがエスカレートする中、現実を無視するのが難しくなっている」と述べた。
さらに、ハリウッド関係者が「白人が影響を受ける問題」にしか関心を示さない現状を指摘。「例えば、ジミー・キンメルやスティーブン・コルベアが番組を降板させられた時、彼らは初めて問題を認識する。なぜそんなことが起こるのかと驚くが、パレスチナの人々の苦しみは見えないのだ」と語った。